東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

言葉のチカラ

2009.12.19

今日、昼ごはんにうどんを食べに行きまして、「ジャージャーうどん」というものを注文しました。

あの、汁無しうどんにピリ辛の肉味噌のようなものがかかっているやつです。

僕はああいうのかなり好きなので、よく食べます。

注文したまでは良かったんですが、店員さんが持ってきた時、

店「お待たせしました。ジャージャーうどんになります。食べ方はご存知ですか?

竹「ハ?口に入れて、噛んでのみ込めばいいと思いますが・・・。」

店「はは(笑)まずこちらの肉味噌をうどんとあえて頂いて、どうのこうのどうのこうの・・・・」

竹「・・・はい。(分かったから早く食べさせなさい!と思いつつ)」


・・・さて、上記の会話の中の太字部分の質問て、要りますかねー?要るなら、「当店でのおいしい食べ方、ご存知でしょうか?」が正確だと思うし、いちいち聞かずに、持ってくると同時に説明してしまうという手もあるはずですよね。

こういう何げない会話の中にさえ、ちょっとした言い方とか、言葉のチョイスやタイミング一つで、相手の受ける印象は全然変わってくるということ、ありますよね・・・?

あと上記の会話の中の「はは(笑)」も余分ですよね。別に僕はボケた訳じゃなくて、「その質問、おかしいぜ。」ということを暗に伝えたつもりだったんで、正解は、「失礼しました。当店ではですね…」が正解ですよね?

・・・別に細かい性格な訳ではないんですが、普段患者さんと接しているため、「言葉」というのは重要な治療手段の一つであると同時に「もろ刃の剣」であることも痛感しているだけに、意外とこういうの気になっちゃうんですよね~(苦笑)

・・職業病ですな。

しかし言葉の力というのはスゴイもんです。

病院で、「余命〇ヵ月です。」と告げられて絶望する患者さん、「単なるストレスでしょう。」と言われて、行き場をなくす患者さん、そういう方々を普段診ている僕にとって、「言葉」というのも、患者さんの運命を左右すると言っても過言ではないほど、重要なものです。

常に肝に命じておかなければなりません。

(・・・ただ、ジャージャーうどんは美味かったです。)

関連記事: ひとりごと

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿