東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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三禁湯(さんきんとう)?

2014.01.12

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「三禁湯」という名前の漢方薬があります。


 

この薬、実は漢方薬の世界では超有名な「小柴胡湯(しょうさいことう)」という薬の別名です。

 


また、小柴胡湯には「黄竜湯(おうりゅうとう)」という別名もあるようです。

 


・・・三禁?黄竜?? 

 


これ、どういう意味があるんでしょうか。

 


小柴胡湯という薬は、”和解剤(わげざい、わかいざい)”という言われ方もします。

(漢方薬は、その作用でもって、このように色々なグループにグループ分けされます。)

 



”和解(わげ)”というのは、汗をかかす治療も不適、わざと吐かせる治療も不適、便を下す治療も不適な病の場合に用いる手段です。

 



まあ要は病を”ほど良くマイルドにぼかして散らせる”感じでしょうか。

 



小柴胡湯による和解がどういうものかについては、漢方家の間で諸説あるところでしょう。

 



ここは詳しくは漢方の専門家に聞くべきだと思います。

 



鍼灸で和解に相当するような変化を表現するときには、僕はそんなイメージでやっています。

 



ともかく、汗や嘔吐や便を下すやり方を”汗・吐・下(かん・と・げ)”と言います。

 



これを”三法”といったりします。

 



この3つ以外の方法、という意味で、”三禁湯”と呼ぶようです。

 



また”黄竜”というのは、中国の四方(東西南北)を守る神様(玄武、白虎、朱雀、青龍)の中心にいる神様だそうで、

これも、”四方のどこにも偏らない治療”という意味で”黄竜湯”なんだそうです。

 



このように、困ったときに非常に役立つ処方が「小柴胡湯」です。

 

 

 

 

 




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