東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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医師とのコミュニケーション

2017.10.01

P9110035

 

 

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最近、清明院では、ある先生から言われて、新しい試みを始めています。

 

 

それは、初診で見えた患者さんに、主治医の先生がいるかどうか確認し、もし居て、さらに患者さんの了解が得られれば、その主治医の先生に清明院から連絡を取らせてもらう、というもの。

 

 

具体的には、患者さんが清明院に見えた旨を、その先生に手紙で連絡し、鍼灸師として、東洋医学的な見地からその患者さんの治療に介入させていただく旨、文章で送ります。

 

 

スルーされるケースもありますが、きちんと返事を下さる先生がかなりいます。

 

 

こういう、

 

「ご理解いただける」

 

西洋医学の先生方と、一緒にやっていったらいいんだと思います。

 

 

もうね、時代が違うのね。

 

 

待ってても何も始まんないので、動きます!!

 

 

 

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日本東方医学会「新・中医臨床カンファレンス」に参加してきました。

2022.09.29

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清明院では現在、求人募集しております。

 

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

 

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

 

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9.26(月)の夜は、いつもお世話になっている長瀬真彦会長にお声がけ頂き、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!

 

 

これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、

 

初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。

 

 

講師の先生方は以下の通り。

 

長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄  えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師

 

 

どの先生も、大変高名な先生方です。

 

 

東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。

 

 

今回の症例は、鍼灸師の先生による

 

大腸と右足のすねの内側からの出血、日中の倦怠感、16時頃からの微熱、不眠・中途覚醒

 

という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。

 

 

この患者さんは、上記以外にも、うつ病であったり、癌であったり、様々な重篤な既往歴を持っておられる患者さんであり、現状はどうにか改善傾向ではあるものの、対応に苦慮しておられる、という症例でした。

 

 

こういう症例に、駆け出しの先生が鍼灸単独で臨むというのは、ある意味非常に危険なことではありますが、私も在宅医療を20年以上やっていますので、

 

苦慮しながらも一生懸命やっている、また、こういう症例をこそやりたい、と考える気持ちはよく分かります。

 

 

しかし、その清らかな気持ちと同時に重要なのは、そもそも往診治療を成立させてくれている、同意書を書いて下さっている医師の先生との綿密なコミュニケーションや、

 

患者さんの服薬内容などの西洋医学的な処置にも複眼的に注意を払いながら、置かれている環境まで含めて患者さんを俯瞰で見て、「三方よし」で慎重に進める姿勢でしょう。

 

 

また、それと同時に、基礎中医学的な「出血」「発熱」のメカニズムをキチッと押さえながら、学術的に的確な弁証論治も進めないといけません。

 

 

解説の先生方が問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、私自身の経験から、症例を公に出す際の注意点として、気付いた点をいくつかコメントさせて頂きました。

 

 

まあ何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、裸の王様になっていく危険性があります。

 

 

ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきですね。

 

 

この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。

 

 

お申込みはこちらから、ご興味のある医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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脊髄損傷と鍼灸

2019.10.14

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「脊髄損傷」という病気があります。

 

 

これは病気というか、ケガ(外傷)からくるものがほとんどです。

 

 

最近ではプロレスラーの高山善廣さんが試合中の事故で起こしました。

 

 

背骨の中には「脊髄」という、中枢神経の束が入っている訳ですが、これが何らかの外傷によって障害されると、主にその障害部位から下のレベルの筋運動や感覚が機能しなくなってしまうという、大変気の毒な病気です。

 

 

この病気は、以前にもプロレスラーのハヤブサさんなど、有名人に何人か患った方がおられますので、知っている人も多いことと思います。

 

 

・・・で、これに対して、清明院の鍼灸はどうか、というお話。

 

 

僕は20代の前半から、今日に至るまで、ずーっと往診(在宅医療)をやらせていただいておりますので、脊髄損傷の患者さんを診させていただく機会は、これまでにも多々ありました。

 

 

仕事が出来ない、あるいは出来ても大変なハンデの中でおやりになっている方がほとんどですので、自費で継続して治療するのは大変なことですし、

 

外来では正直、あまり診る機会は少ないのですが、これまで、往診の患者さんも入れると、10人以上診ています。

 

 

今現在は、外来でも数名、診させていただいています。

 

 

もちろん普段通り、北辰会方式の弁証論治で対応します。

 

 

臨機応変な少数鍼治療と、養生指導が、僕に出来るすべてです。

 

 

これによって、主に飲食、二便、睡眠の状況を変えていき、リハビリでのストレスの緩和や、QOLの向上に繋げていきます。

 

 

脊髄損傷の患者さんに対する対応として、西洋医学的、リハビリテーション医学的に考えることと言えば、

 

「障害機能の回復」

 

「残存機能の維持・増進・改善」

 

です。

 

 

また現在ではiPS細胞を使った「再生医療」がこれにどこまで出来るのか、ということに期待が高まっています。

 

 

これに対して、我々東洋医学ではあくまでも

 

「一人一人の患者さんに合わせた、陰陽バランスの調整」

 

です。

 

 

・・・まあ、それが結果的に、残存機能の維持増進改善や、障害機能の回復に繋がれば良い、繋がるかどうか、どこまでいけるか、という話であるわけです。

 

 

脊髄損傷の患者さんが日々感じておられるストレスは、我々健常者の想像を絶するものだろうと思います。

 

 

生来の麻痺でなければ、健常であった時(動かせていた時)の記憶があるからこそ、尚更でしょう。

 

 

治療後に起こる変化に関して、こちらが過度な期待をし過ぎるとか、あるいは患者さんに期待させ過ぎるのはちょっと違うと思うし、何人か実際にやってみれば分かると思いますが、

 

患者さんも、術者の側も、実際は非常に根気のいる治療です。

 

 

それでも、密にコミュニケーションをとりながら、コツコツとあきらめずに治療していくと、麻痺までは回復しなくても、色々なポジティブな変化が出ることがあります。

 

 

発汗、排尿、排便、睡眠の状況の良性変化、また、上肢が動く患者さんでは車いすを使うので、肩こりや頭痛、逆上せ感などの不快な不定愁訴の改善

 

何より日々の生活で感じるマイナスな気分の良性変化などなど、鍼灸治療の産物、副産物は枚挙にいとまがないです。

 

 

これは僕自身がこれまでに何度も経験しているところです。

 

 

 

本来は、脊髄損傷専門のリハビリ病院でも、積極的に東洋医学的な鍼灸漢方でのアプローチを採り入れるべきだと思っています。

 

 

 

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問診の大事

2018.06.27

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今日、東洋鍼灸専門学校「弁証問診」の話をしました。

 

 

話しながら、やっぱこれは何度話してもいい、重要な内容だと、改めて思いましたね。

 

 

蓮風先生がかつて『黄帝内経素問』徴四失論(78)の内容を解説したことがあります。

 

 

このタイトルには、

 

「医師が犯しがちな4つの失敗を戒める論」

 

という意味があります。

 

 

この4つの指摘はどれも非常に痛烈なんですが、その4つ目に、

 

「問診をロクにやらないこと」

 

が入っています。

 

 

問診はキチッと取るべきです。

 

 

それも、我々東洋医学は、「弁証論治に有用、有益な問診」つまり「弁証問診」を、キチッと取るべきです。

 

 

いつだったか、

 

「鍼灸師さんには、地域医療におけるジェネラリストとしての役割りを期待したいので、問診で、悪性疾患の鑑別や振り分けをぜひやってもらいたい。」

 

と述べた医師の先生がいましたが、まあ確かにこれも重要なことかもしれませんが、東洋医学の臨床家として、それ以上に重要なのは、弁証論治をするための問診をキチッと取ることでしょう。

 

総合と総体 5   参照

 

 

問診は、コミュニケーション能力が大事です。

 

 

清明院では1時間以上かけてキチッと問診を取りますが、その時間がつまらなく、退屈で苦痛な時間だと患者さんが感じたら、それは失敗です。

 

 

問診が終わった時点で、ある程度心身が楽になっている、しかも弁証論治に有用な情報がキチッと聞き出せている、これであれば成功でしょう。

 

 

僕もほぼ毎日、15年くらいやりましたし、今でも公開臨床ではやっていますが、あの1時間半をどのように作るか、完成度を高めるか、

 

これは無窮の修行だと思いますね。

 

 

 

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「弁病」について

2018.02.05

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中医学の用語の中に

 

「弁病(べんびょう)」

 

という言葉があります。

 

「弁証」と紛らわしいね~~(~_~;))

 

 

これは読んで字の如く、

 

「東洋医学的な”病名”を”弁(わきま)える”」

 

ということです。

 

 

中医学では、例えば喘息のことを

 

「哮喘(こうぜん)」

 

と呼んだり、胃痛のことを

 

「胃脘痛(いかんつう)」

 

と呼んだり、顔面神経麻痺のことを

 

「口眼喎斜(こうがんかしゃ)」

 

と呼んだりと、言わば、

 

「東洋医学における固有の病名」

 

というものがあります。

 

 

これが分かれば、その病名や症状には、どういった「病因病理」や、どういった「証」が考えられるか、ということが、ある程度、場合によっては一気に、絞り込むことが出来ます。

 

「病因病理」を含む記事

「弁証」を含む記事     参照

 

 

清明院に、初診予約の電話がかかってきたときに、西洋医学的な病名や、メインになる症状をお聞きするのは、それさえ把握できていれば、来院される前に、

 

中医学ではどのような「病因病理」「証」が考えられるのかを、あらかじめ問診を担当するスタッフが予習しておくことが出来るからです。

 

(もちろん、必ず中医学の成書に強引に当てはめて考えるわけではないですよ。参考にする、ということです。)

 

 

言わば、東洋医学的な「鑑別診断」「除外診断」が相対的に容易になるわけですね。

 

 

丸腰でいくよりは、自信もって臨めますし、対策も立てやすくなります。

 

 

またもちろん、西洋医学の病名の中には、東洋医学では未だに概念が整理されていないものもあります。

 

 

そういう場合は、西洋医学的な病名をそのまま「弁病名」とすることもあります。

 

 

こういうことをコツコツやっていくと、いずれ西洋医学の先生方ともコミュニケーションがとりやすくなると思いますね。

 

 

このようなことから、

 

「弁病」を踏まえ、

 

「弁証」を踏まえ、

 

「病因病理」の把握をして、

 

常に優先順位を考えて治療を進める、これが、

 

「北辰会方式の弁証論治」

 

をやっていく上では欠かせないのです。

 

 

 

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「自分で考える力」をどうやって養うか。

2017.04.07

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↑↑シカの首ってこんなに曲がるんだ。。。

 

 

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よく、

 

「実際の社会では、東大出身の新卒は使えない。」

 

なんていうウワサを聞く。

 

 

同じように、偏差値秀才は使えないのが多い、とか、日本の一流大学を出た人間より、アメリカやインドの大学生の方が全然使える、

 

とかいうウワサを聞くことがある。

 

 

で、これは何でかというと、

 

「日本の一流大学の大学生は、自分で考える訓練をしてきていないから。」

 

とか言われる。

 

 

・・・う~ん、パッと聞き、

 

「なんじゃそれ!みんな自分でちゃんと考えてるわい!!」

 

と思ってしまうけど、まあ要は、与えられた課題をコンピューターのように無抵抗に粛々とこなす能力はあっても、自分で工夫して、

 

何かを創造したりする能力が低いとか、他者とのコミュニケーション能力が低い、というような意味での、低評価なんでしょう。

 

 

社会では、どこに行ったって、創造力やコミュニケーション能力というのは、常に問われますからねえ。

 

 

しかしながら、問題集を反復学習して、高難度の問題を時間内に解くことが出来る能力を養う教育、という意味では、

 

日本の大学も海外の大学も、そう大差ないはず。

 

 

では何で、日本の学生は自分で考える能力が付かないのか。

 

 

こないだの朝生の討論の中で、これと同じ内容が出てきて、その能力を付けるには、

 

「論文をガンガン書いて、それを他者に叩かれて、それを乗り越えることを繰り返すこと」

 

と、ワークスCEOの牧野正幸さんが仰っていましたね。

 

(国内外の超一流の大学の新卒を大量に雇用している牧野さんが言うから、なかなか説得力がありました。)

 

 

また、この発言に落合陽一さんも完全同意していました。

 

 

・・・なるほど、そうかもね。

 

 

僕自身、そもそも自分が色々な意味で「持ってないヤツ」であるという強い自覚があるので(笑)、そこを乗り越えて、

 

「持っている奴ら」に伍していく、勝っていくためには、色々な面で”工夫”するしかない、と思っています。

 

 

それには、一つには、蓮風先生もたまに仰ることですが、

 

「自分の考え、主義主張を文章にする」

 

ということと、

 

「それをあえて批判の目にさらす」

 

ことだと思っています。

 

(だからブログを書くわけです。)

 

 

さらに加えていえば、そうやって醸成された自分の考えに基づいて、

 

「自分と異なる考えの人物と対面で討論する」

 

ことでしょうかね。

 

(だから飲み会によく行くわけです。)

 

 

この繰り返し、トライアンドエラーにより、徐々に自分の主義主張が強化されつつ、創造力とコミュ能力が向上していくのではないでしょうか。

 

 

そういう意味では、日本の学校教育では、あまりそういうことが為されていないかもしれません。

 

 

先生に言われたままを、何の疑いもなく、ただこなすことを要求するだけでは、せっかくの能力が頭打ちになりかねない。

 

 

まあ、この辺の考え方は人それぞれだろうけど、社会人である以上、「より使える」人間でありたいしねえ。

 

 

 

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患者さんの声 その後

2017.03.27

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先日、患者さんの声を紹介しました。

 

患者さんの声(10代男児 多動症、広汎性発達障害に伴う諸症状)

 

 

これ、なかなか反響が大きかったんですが、この患者さんが、先日無事に小学校を卒業しまして、改めてお母様から、

 

御礼のメールを2通いただきました。

 

 

発達障害の児童精神科の現実が、当事者目線で非常によく分かる内容でしたので、許可をいただいて、以下に紹介します。

 

 

(以下、メールから抜粋引用)

 

 

【1通目(最後の授業後)】

 

 

今日、小学校最後の通知表をもらってきました。
 
 
鍼治療を始めてからというもの、精神的に穏やかになっただけでなく、勉強も前向きに取り組むようになって、2学期以降成績がぐーんと伸び、
 
今回の3学期最後の通知表は今まで目にしたことのないくらい良い成績でした。
 
(わざわざ通知表の画像を添付してくださいました。ホントにあり得ないほど劇的に成績が上がっていました。(笑))
 
 
その変化に、担任の先生も本当にびっくりされていました。
 
 
苦手な漢字のテストでも90~100点をとれるまでになりました。
 
 
テスト前日には相当もがき苦しんでいましたが(^^ゞ
 
 
私は勉強に対して一切口を出しませんでしたが、良い点数が取れるようになりたいと、自分からやるようになったのです。
 
 
竹下先生と尾崎先生のおかげだなぁと、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
これからまた更に難しい年頃になっていきますが、今のまま前向きに進んで言ってくれることを願っています。
 
 
嬉しくて竹下先生にお見せしたく、メールさせていたたきました。
 
 
【2通目(卒業式後)】
 
 
今日、無事に卒業式を終えることができました。
 
 
卒業証書をもらう前に、舞台の上で自分の将来の夢を言うのですが、あの子もちゃんと前を見て発表することができました。
 
 
見ているこちらのほうがヒヤヒヤと緊張で感動する余裕などはありませんでしたが(^_^;)
 
 
ところで、こういう病気が鍼で改善する可能性があるという事実を知っている人があまりにも少ないと思います。
 
 
今、児童精神科は、発達障害をもつ子供たち(主に男の子)とその母親であふれかえっています。
 
 
都立病院の児童精神科などでは、保険診療内で、手厚い半年間ものグループスキルトレーニングなどを受けることができますが、
 
何ヶ月も予約を待ち、しかも希望者が多いため小学校の6年間で1度しかそのトレーニングを利用することはできません。
 
 
そして、医師との面談も1ヶ月に1度、15分程度しか枠がなく、予約をした日に行けなくなると次の予約を取るのに何ヶ月も先になってしまったり。
 
 
ほとんどの子が薬を服用していますが、副作用で急激にやせてしまう子が多く、うちの子は薬は効きませんでしたが、
 
薬のおかげで子供が落ち着いたという母親たちは、もう薬なしの生活は怖い、手放せないと言います。
 
 
母親たちも必死です。
 
 
私は待合室で鍼灸のチラシを配りたいくらいです。
 
 
グレーゾーンの子供たちは、知的障害はないため、養護学校や特別支援学級(昔でいう特殊学級)は在学の対象とならず、
 
かといって普通学級で皆と同じように普通のことを普通にこなしていくのが非常に困難なため行き場、居場所がないという状況です。
 
 
特に「みんな同じに。」を求められる日本の義務教育は、彼らにとっては本当に苦しいものです。
 
 
医師にも、この子達にとって義務教育の時代が一番つらい時期です。と言われました。
 
 
コミュニケーション能力の困難性が強く、自閉傾向の強い子ほど、ある特別な面においては異常なほどに高い能力を持つ子などもいます。
 
 
そういう子供達が「みんなと同じに。」という教育の中で自信を失い、自己否定感を高め、自分の持っている能力をつぶし、
 
あげくには本来元々持っている発達障害に重ねて精神疾患を併発することも多くあります。
 
 
下の子のクラスでも、一人の男の子が発達障害から、やがて幻聴等の統合失調症様の症状を引き起こすようになり、
 
4年生の後半からついに不登校となりました。
 
 
本人や親の苦しみはさることながら、最後には周りのクラスメイトも疲弊しきっていました。
 
 
その子は薬をかなり前から飲みだしていたようですが効かなかったようです。
 
 
そんな親子たちに東洋医学の治療法もあるということをもっと知ってほしいです。
 
 
(引用終わり)
 
 
・・・とのことです。
 
 
まあ、僕はこの症例をもって、
 
「清明院の鍼で発達障害、自閉症が治せる!」
 
というような大言壮語が言いたいのではなく、この事実をもって
 
「こういうものにも、鍼灸が有効な可能性があるんだから、試してみてはどうですか?」
 
ということを言いたいのです。

 

 

医療の現場の中には、上記のように飽和状態になってしまっていて、満足な結果が得られないままに、何の対策も打てていない現場、現実があります。

 

 

そういうものに、鍼灸は意外な効果を発揮するという事実は、もっともっと広まっていいと思います。

 

 

 

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印象的な言葉

2017.02.04

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こないだ、「三焦」マイブーム再燃。という記事を書きました。

 

 

で、色々なところから関係する文章を拾ってきては読んでいるんですが、ちょっと関係ないけど、印象的な一節が。

 

 

 

『日本語根掘り葉掘り』森本哲郎の中の文章で、

 

「・・・何かを論ずる場合に、まず言葉の定義が必要である。

 

同じ言葉を、それぞれが勝手に解釈して議論していても時間の浪費でしかない。

 

あまりに漠然とした言葉を投げ合い、それで、お互いに話を通じてしまっているように錯覚している光景は、どう考えても喜劇的である。

 

だが日本人は、厳密な定義から議論を出発することが苦手であり、また、それを好まない。

 

そこで、全てのコミュニケーションは上滑りで終わり、一知半解のまま処理される。・・・」

 

 

 

 

はは(笑)

 

 

全くだーーーー(゚∀゚)

 

 

特に鍼灸界~~~~(゚∀゚)

 

 

 

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学校講義開始!!

2017.01.11

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今日から、東洋鍼灸専門学校での講義が始まりました!!

 

 

一発目の講義内容は

 

「弁証問診」

 

であります!

 

 

問診、大事ですねー。

 

 

今清明院でもちょうど、新しいスタッフの問診訓練をやっています。

 

 

清明院では、問診の訓練を十分に積んでから、実際の患者さんにデビューするようにしています。

 

 

筋の良さによって違いますが、デビューするまでには早い人(それも経験者)で1か月、遅い人で半年ほど、毎日練習してもかかります。

 

 

どういう問診をするかで、その術者がどれくらい分かっているかが如実に表れるとともに、医療人としてのコミュニケーションスキルが問われます。

 

 

果てしない世界ですね。

 

 

問診については、これまでこのブログ上で、何度も何度も説いております。

 

「問診」を含む記事 参照

 

 

東洋医学、鍼灸医学の各種診察法は、いちいち果てしない世界を持っています。(苦笑)

 

 

 

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謝恩会ラッシュ終了!!

2016.03.23

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 先週は、東洋鍼灸専門学校と、東京衛生学園専門学校の謝恩会に出席してきました!!

 

 

両校とも老舗校ですが、いつもながら、雰囲気が違います。(笑)

 

 

毎年思いますが、どちらにも良さがありますね。

 

 

その場の雰囲気というものは、学校によっても違うし、同じ学校でもクラスによって違うし、面白いもんですね。

 

 

同じ鍼灸学生の集まりなのにね。

 

 

まあ、それに対して、どうやって自分の主張とか教えたいことを伝えていくか。

 

 

臨床と似ている部分があります。

 

 

今回思ったのは、私に話しかけてきた学生たちに、

 

「卒業後はどうされるんですか?」

 

と問うと、

 

「訪問マッサージをやります!」

 

とか、

 

「不妊鍼灸の治療院に行きます!」

 

という回答が多かったこと!

 

 

年々増え続ける、保険を使った訪問マッサージ事業と、不妊鍼灸、美容鍼灸。

 

 

訪問マッサージ事業については、僕は都内で10年以上前からやっていますし、僕が始める、さらに10年以上前からやっていた治療院で勤めていたこともあります。

 

 

僕がこれをやり始めたのは、「勤めている治療院の」患者さんでなく、「自分自身の」患者さんをどんどん増やしたかったことと、いずれ自分が自分の治療院を持つようになった時に、

 

そこのスタッフも、「自分で」患者さんを触り、患者さんとコミュニケーションを上手くとることの難しさ、うまくいった時の素晴らしさ、

 

治療の難しさ等々に「肌感覚で」「リアルな実体験として」気付き、やがてはキチッと身に付けられるように、との思いで始めました。

 

 

僕の治療を横で見ていたり、助手をしているだけでは、出来る気にはなっても、実際に出来るようになりません。

 

 

最悪、「カン違い人間」になってしまいます。

 

 

患者さんには、たとえ出來てなくても、持てる能力の全てを使って、実際にぶつかっていかないと。

 

 

それで、たくさんうまくいかずに悔しい思いをしながら、上達していくのです。

 

 

・・・昨今、爆発的に増えている訪問マッサージ事業の事業主に、そういう、ちゃんとした臨床家を育てたいとかいうような「志」のようなものは、

 

正直あまり感じません。

 

 

まあともかく、この20年で、訪問マッサージ事業者は、爆発的に増えたと言っていいんじゃないでしょうか。

 

 

ナンボ高齢化と言っても、どこかで需要と供給が飽和状態になります。

 

 

そうなると今度は、保険ですので、料金は一律ですから、自費の部分等々で、いわゆる”サービス合戦”が始まるのでしょうな。

 

 

そして、結果的には、他よりもキメ細やかな医療を行うところとか、老舗とか、大手とかが生き残っていくようになるんでしょう。

 

 

中にはどうせ、悪徳業者みたいなものも出てきて、昨今の不正請求だの、詐欺だのといった問題も起こってくるのかもしれません。

 

 

不妊鍼灸、美容鍼灸についても、10年ほど前から徐々に徐々に増加して、今では無数にあります。

 

 

皆こぞって不妊カウンセラーの民間資格をとって、実際にやっていることは、どこの治療院も似たり寄ったりのようです。

 

 

・・・はあ、こういう動き、じゃっかん、節操がないように感じるのは僕だけでしょうか。

 

 

誇り高き日本の東洋医学よ、鍼灸医学よ、どこへ行く。

 

 

忘れるな、受け継ぐ「医者」の血を。

 

 


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