東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会スタンダードコース東京会場(六淫の外邪)

2017.05.30

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↑↑長崎にある、被爆クスノキ。原爆で倒れなかった、強い木です。長崎の復興のシンボルツリーでしょう。

 

 

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日曜日は高田馬場で行われた(一社)北辰会スタンダードコースに行ってきました!!

 

 

朝から2時間、

 

「六淫の外邪と内生五邪」

 

というテーマで喋ってきました。

 

 

東洋医学の疾病観は実にシンプル。

 

 

正気と邪気の戦い、の一語に尽きます。

 

 

これをありとあらゆる角度から細々と分析し、最終的に正気の側が勝つように持っていくだけなのです。

 

 

・・・で、この

 

”ありとあらゆる角度から細かく分析”

 

が出来ないと、治療が思うように進みません。

 

 

で、これが出来るようになるためには、一つ一つの用語の定義の整理整頓が必要になるのです。

 

 

これが出来ていない中で、分かったような顔してやってもダメなんです。

 

 

そんなことが伝わったらいいな、と願いながら喋りました。

 

 

午後は実技指導。

 

 

僕が指導させていただくのは中上級班なのですが、まあいつもそうなんですが、感覚が良くても理論面が甘い受講生、

 

理論が良くても感覚面が甘い受講生などがおり、やはり「学」と「術」のバランスの重要性を感じました。

 

 

最後は五反田の金子太先生による

 

「血について」

 

の講義。

 

 

とても丁寧で分かりやすく、いい声でした。

 

 

金子先生は、実は歌がメチャクチャ上手いのです。(^^)

 

 

 

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第37回、順天堂東医研を視聴しました!!

2022.02.01

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1.27(木)の夜は、第36回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講師も、いつもお世話になっている吉祥寺中医クリニック院長の長瀬眞彦先生

 

 

講義の内容は

 

「六淫:内邪について 自分の内面をみてみると… 」

 

という内容。

 

 

以前このブログにも書きましたが、東洋医学には、西洋医学のように細菌やウイルス、細胞などという考え方はなく、独特な病因論があります。

 

 

それが「邪気」と呼ばれるものですね。

 

カテゴリ  邪気(発病因子)   参照

 

 

これは、主に自然界の極端な環境変化によって、外界から侵襲して来ると考えられる「外邪」と、様々な原因によって体内から発生する「内邪」とに分けられます。

 

 

外邪は中医学ではよく「六淫(りくいん)の外邪」と呼ばれて「風・寒・暑・湿・相・火」の6種類に分類され、それぞれに症状や病理、治療法が深く検討されています。

 

 

今話題のコロナウイルスなんかも、こういった考え方を応用して対処し、高い効果を得たという報告があったことは、すでに伝えた通りです。

 

新型コロナウイルス肺炎診療ガイドライン試行第8版(中華人民共和国国家衛生健康委員会弁公庁)日本語訳版

 

 

内邪については「内生五邪(ないせいごじゃ)」と呼ばれて「風・寒・熱・湿・燥」の5種類に分類されて、それぞれに症状や病理、治療法が検討されています。

 

(ここで、外邪も内邪も、性質はほとんど一緒であることは注目に値しますね。)

 

 

今回は上記のうちの「内生五邪」に関するお話。

 

 

暴飲暴食などの飲食の不摂生や、過度のストレス、睡眠不足などなど、日常生活における様々な要因によって、体内に「内邪」が発生すると、それに応じた症状、病変が起こってきます。

 

 

例えば、暴飲暴食から体内に「湿邪」が発生したとなると、湿邪性の症状や病変が起こることは勿論、外邪としての「湿邪」をも、感受しやすくなります。

 

 

それまでは大丈夫だったのに、曇りなどの湿気の多い日や、雨の日などには、鈍重感や鈍痛や痺れなど「湿邪」による病変を起こしやすくなります。

 

 

雨天前にこういった症状が強くなったという御経験のある方も多いでしょう。

 

 

中医学ではこれを、内と外の邪気が合わさってしまっている、という意味で「内外合邪(ないがいごうじゃ)」と言います。

 

 

これは場合によってはかなり危険で、急性の脳卒中や心筋梗塞などは、東洋医学的にはこういうメカニズムで発症することが少なくないです。

 

 

だから、その人に起こりうる病理を予測しておき、予め生活養生をし、内邪を作らないことが、あらゆる病気を予防することになる訳ですね。

 

 

今回も非常に分かり易い解説で、全国津々浦々の医大生の皆さんから、鋭い質問が乱れ飛んでいたのが印象的でした。

 

 

さて、次回は先日告知したように、2.24(木)19:00~21:00に行われる、

 

第三回 特別公開シンポジウム「東洋医学の学び方~伝統医学とどう向き合っていくか~」

 

です!!

 

 

今回は千葉大の和漢診療科の教授である並木隆雄先生をゲストにお招きして、いつもながら大変豪華な特別回となっております。

 

 

お申込みされた方には、事後のアーカイブ配信もありますので、当日視聴できない方もぜひご参加ください!!

 

 

お申し込みはこちらから、お早めにどうぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

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第35回、順天堂東医研に参加してきました!

2021.12.02

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11.25 (木)の夜は、第35回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回、感染状況が落ち着いているので、実に久々のハイブリッド開催。

 

 

 

今回の講師は、いつもお世話になっている日本東方医学会会長の長瀬眞彦先生と、現在、長瀬先生の医院である吉祥寺中医クリニックにて、

 

日本東洋医学会の専門医の研修を行っている武蔵野赤十字病院総合診療科部長である上田研先生です。

 

 

テーマは

 

 

長瀬先生から「邪気とは何か?身の回りにある邪気について-科学者なのにそんなこと言ってて大丈夫なのか?-」

 

上田先生から「東洋医学研究会の思い出」

 

 

の二本立て。

 

 

東洋医学の病因論(邪気)に関しては、私も北辰会で講義したことがあります。

 

(因みに今でもeラーニングで視聴できます☆)

 

 

西洋医学に慣れ親しんでいる医大生にとって、いきなり「邪気」とか言われると、途端に怪しい雰囲気を感じて(苦笑)、戸惑う学生さんもいることでしょうけども、

 

実はこれはれっきとした古代中国のサイエンスなんですね。

 

 

今回は人体の外から侵襲する「六淫の外邪」に焦点を当てて分かり易く解説してくださいました。

 

 

そして最後に、「科学論」に関しても、簡単にご説明頂き、学生は認識を改めた部分があったのではないかと思います。

 

 

さらに今回は特別編ということで、上田研先生から、数十年前(?)の医大生時代の東医研の活動について発表して頂きました。

 

 

上田先生が発表して下さったように、医学部に東洋医学研究会が出来ても、なかなか続かなかったり、発展しにくかったりと、色々な問題が起こるものなのですが、

 

順天堂東医研に関しては、発足してすぐに、いきなりコロナ禍に見舞われたものの(苦笑)、禍を福に転じて、オンライン講義によって全国の医大生と繋がり、

 

基礎講義を動画でアーカイブ化することが出来たことで、いつまで経っても基礎の繰り返し、というループからは、徐々に脱出できそうです。

 

 

今回の講義はどちらも医学生にとって、なかなか刺激的な内容だったと思います。

 

 

オンライン講義が当たり前にインフラ化するようになって、動画が撮れて、高画質、高音質で、半永久的に基礎講義を残せる、良い時代ですね。

 

(そのぶん、講義する側は発言に気を付けないと、舌禍問題も増えるかもしれませんが。。。)

 

 

この医学の勉強を進めていく上での基礎中の基礎(基礎中医学と臓腑経絡学など)は、ある意味その内容は永久不変な訳ですから、同じ講義を何回もやるよりは、

 

動画でもって、視たい時に学習するようにした方が絶対合理的です。

 

 

ただ、勉強する側からすると、視たい講義が多すぎて大変かもしれませんが。。。苦笑

 

 

向学心のある人にとっては、学習を効率的に進めやすいインフラが整ってきている、ということです。

 

 

 

・・・さて、オミクロン株が騒がれる中、12月は対面講義が果たして出来るのか。苦笑

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会、1.21~2.20、eラーニング配信!!

2021.01.23

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2021.1.21~、(一社)北辰会の1月分のeラーニング動画配信が開始されています!!

 

 

今回の配信内容の詳細はこちら!!

 

 

今回もいつも通り、4つの超重要講義(基礎と臨床)があります!

 

 

特に4コマ目の、神戸の輝鍼灸院院長、原元氣先生「私なりの北辰会方式習得法」は注目です!

 

 

藤本漢祥院内弟子である原元氣先生が、内弟子という形ではなく、北辰会方式を習得してきた同世代の二人の先生とともに、自分たちがどうやって北辰会方式を習得していったか、

 

重要なことは何なのか、深夜ラジオ風に語り合ってくれています。(笑)

 

 

申し込みがまだの人はぜひ!!

 

 

内容、めっちゃ濃ゆいですよ。

 

 

・・・因みに今回、私も1コマ喋っています☆(^^)

 

 

テーマは「六淫の外邪と内生五邪について」

 

 

 

東洋医学では、病因に関する重要な考え方に「邪気」という考え方があります。

 

カテゴリ 邪気(発病因子) 参照

 

 

「邪気」は、外界から入ってくる「外邪」と、体内から生じる「内邪」と、「それ以外」に大きく分けられます。

 

 

今、パンデミックを起こして世界中を騒がせている新型コロナウイルスなんかは、「それ以外」の中の「疫癘(えきれい)の邪気」という風に、

 

東洋医学ではとらえますが、「疫癘の邪気」を考える上でも、この「外邪」「内邪」に対する基本的な理解は必須です。

 

 

緊急事態宣言で外出できず、時間がある人も多いはず。

 

 

そういう時は、eラーニング動画で勉強に限る!!

 

 

 

お聴き逃しなく!!!

 

 

 

 

 

 

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内因・外因・不内外因

2019.11.13

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現在の鍼灸学校で使われている『新版 東洋医学概論』の教科書において、「病因」「古典的病因」「(現在の)病因」と分けられており、

 

「古典的病因」として「内因・外因・不内外因」というものが書かれている。

 

 

基本として重要ながら、これまで書いていなかったようなので、ここに書いておきましょ。(笑)

 

 

「病因」というのは言うまでもなく「東洋医学的な病気の原因」という意味です。

 

 

「古典的病因(内因・外因・不内外因)」というのは、中国宋代の陳無択(別名:陳言(1131-1189))が撰した『三因極一病証方論(別名:三因方)』に書いてある分類です。

 

 

それに対して「(現在の)病因」というのは、現代中医学における分類法、と考えていいでしょう。

 

 

「古典的病因」の内訳は、

 

外因:六淫(風・寒・暑・湿・燥・火の6つの邪気のこと)、疫癘(えきれい:強力な伝染病、流行性の病のこと)

 

内因:七情(怒・喜・思・悲・憂・恐・驚)の過不足

 

不内外因:飲食不節、労逸、房事過多、外傷、鳥獣傷など

 

と言われます。

 

 

で、「(現在の)病因」として、

 

外感病因:六淫、疫癘

 

内傷病因:七情、飲食不節、労逸、房事過多

 

病理産物その他の病因:痰湿、瘀血、内生五邪(風・寒・熱・湿・燥)、外傷

 

と分類されています。

 

「中医学的分類」と書けばいいのに、なぜ書かないんだろうか。。。)

 

 

いずれにせよ、これらの病因によって、気血津液の流れが悪くなったのが「病気」であるわけです。

 

 

臨床では、これらの病因が、「どこをどのように」侵し、結果的に今現在どのような不調が起こっているのかを明確にして、よーく的を絞り込んで治療すると、

 

いい結果が得られます☆

 

 

 

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気温湿度の乱高下と衛気

2018.04.20

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最近、気温湿度の乱高下が激しいですね。

 

 

日によって違う、同じ日のうちでも朝晩と日中が違う。

 

 

これについていけず、体調を崩す患者さんも多いです。

 

 

温度が上がれば火邪や暑邪、下がれば寒邪、湿度が上がれば湿邪、乾燥すれば燥邪と、「寒熱湿燥」の邪気に侵襲されやすくなる。

 

 

そして、それら全部に、百病の長である「風邪」が加わることが多い。

 

(もちろん、どの邪気がどういう風に入るかについては、もともとの体質状況によるわけですが。。。)

 

 

急激な外的環境の変化は、気血のムラを生み、そこにある意味内邪としての「風」が生じる。

 

 

だから外的環境変化が激しいからと言って、必ずしも罹患するのが外感病だけとは限りません。

 

 

まあ、基本として、「風寒暑湿燥火」の6つを六淫の邪気と呼んだりするわけですが、これ要は外的環境の変化です。

 

 

東洋医学の理論上、その外的環境の変化にうまく対応するのは人体の正気の中でも「衛気」であります。

 

 

この衛気が部分的に虚ろであったり、停滞していたりして乱れていると、六淫に侵襲されやすくなります。

 

 

ですので、衛気については、その生成メカニズムから、現在どういう状態になっているかを診断する能力、学術がないと、東洋医学的な治療は出来ません。

 

 

衛気に作用しやすい経穴についても、熟知しておく必要があります。

 

 

合谷、申脉、外関・・・。

 

 

あるいは腹部の諸穴。

 

 

肺と衛気、腎と衛気、太陽経と衛気、陽維陽蹻と衛気、三焦と衛気・・・。

 

 

最近、大いに助かっています。

 

 

「衛気」って何ですか? その18

「浮く」の意味 まとめ

「翳す」意味 ⑤

「肺」って何ですか?(その12)

「腎」って何ですか?(その11)

「三焦」って何ですか?(その12)     などなど参照

 

 

 

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7月(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場に参加してきました!!

2017.07.04

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7.2の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会スタンダードコースに参加してきました!!

 

 

午前中は実技訓練。

 

 

デモンストレーションは大阪の大仙堂の院長、山本克仁先生です。

 

 

山本先生は僕と同年代ですが、非常に高い技術を持った先生です。

 

 

あとやっぱり、北辰会の実技デモは、スクリーンの映像がとても綺麗です。

 

 

裏方の映像関係の先生方の素晴らしさがよく分かりますね。

 

 

そして午後は私から座学講義

 

「六淫の外邪、内生五邪」

 

です。

 

 

初っ端から、PCにトラブルがあって10分ほどロスするというハプニングがありましたが(笑)、これもまあ、鍼の神からのメッセージでしょう。(゚∀゚)

 

 

慣れない本部での講義で、しかも3時間講義で、しかもEラーニング用の撮影講義ということで、じゃっかん焦りましたが、

 

ああいうトラブル、ハプニング時にどれだけ不動心でいられるか。

 

 

臨床とはそういうものです。

 

 

・・・で、冷静に講義を進めたつもりでしたが、前半走り過ぎて、最後は時間が余っちゃいました☆(苦笑)

 

 

まあ、今度喋る機会があったらリベンジしようかな、と思います。

 

 

 

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北辰会本部での講義迫る☆

2017.06.02

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↑↑ここが長崎の爆心地。何の計画もなく、フラッと寄って、何気なく空を見上げたら、ちょうどここに原爆が投下された時間である、11時2分でした。

 

 

・・・鳥肌立ったわ。( ゚Д゚)

 

 

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こないだ、北辰会関東支部で、

 

「六淫の外邪と内生五邪」

 

というテーマで、2時間喋ってきました☆

 

 

実は同じテーマで、今度は本部で、7.2(日)に、3時間喋ります!!(笑)

 

 

単純に1時間増えるので、新たなネタをたくさん仕込むことが出来ます。

 

 

まあ本部とはいえ、基礎コースですから、それほどマニアックな内容は入れ込めないですけど、1時間分、キッチリネタを増やして喋ろうと思います。(゚∀゚)

 

 

実は僕は北辰会本部では、症例の発表は何度かやったことがあるんですが、講義は初なんです。

 

 

しかもこの講義は、Eラーニング用に撮影され、永久保存版になるそうです。(苦笑)

 

 

まあでも、嬉しいことなんで、気合い入れていきます!!

 

 

Eラーニングで何回も何回も視聴してほしいので、一回聴いただけでは理解できない構成に、わざと再構成します。(笑)

 

 

でも決定版的なやつにネ。

 

 

・・・さーて、今年の後半も、やること満載だーーー☆

 

 

 

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「東洋医学」と「数学」

2010.04.25

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清明院の患者さんは、何故か高学歴の患者さんが多いのですが、その中に、応用数理学をやっておられる方がおります。

(まあ、その方がやっておられる学問の世界なんていうのは、僕のようなズブの素人が見たら、まるで宇宙の言語のようでありますが・・。)

その患者さんと話していると、東洋医学に関する、非常に示唆に富んだ見解を得ることがあります。

(やっぱり患者さんは“先生”だね。)

この東洋医学というのは、何かと「数字」が出てきます。

「気一元の思想」の1、

「陰陽」の2、

「天地人三才思想」の3、

「東南西北」や「四神」や「四診」の4、

「五行」「五運」の5、

「六気」「六淫」の6、

「七死脈」「七竅」の7、

「奇経八脈」や「八風」や「八法」の8、

「九竅」「九宮」の9、

「十干」の10、

 


・・・などなど、挙げていけばキリがないほど、「数字」とその組み合わせのパターンで、自然界、および人体を考え尽くしています。

 


これって、単純に、なぜだろう・・・と、思いませんか?

 


まあ、古代中国人は農耕民族ですから、当然、

1.農作物の分配管理のための「計算」、

2.農地管理のための「測量」、

3.収穫時期を正確に知るための「天文学⇒暦法」

という3つの柱は、当然必要に迫られていたんであろうと思います。

 


この3つはそのまま、以下のように、数学の対象に置き換えられます。つまり・・

1.の「計算」は「量」と「構造」に、

2.の「測量」は「空間」に、

3.の「天文学⇒暦法」は「変化」に、

とね。

 


この様な考え方から、古代中国では自然発生的に

「現象を数字の変化に置き換えて、論理的に理解する」

という習慣がついていたんだと思います。

 

具体的に数学の話になると、やれ因数分解とか、展開公式とかっていう話になるけど、中国では「考え方」としては、数千年のはるか昔から、

 

生活に根付いていただろうし、詳しくはないが、実際に「算木(さんぼく)」という木を使った計算法もあったようです。

 


また、中国の数学は、西洋において数学が発展、発達する全然前から、かなり現代数学的にも正確な公式や定理が、ガンガン発表されていたようです。


現存する最も古いものとしては、『易』の洛書の魔方陣なんかが、興味深い例として有名ですね。

 


その他にも、円周率やらピタゴラスやら、大変高度な数学の問題を、西洋数学が証明する1000年以上も前から既に証明していたようです。

 

・・・ただですねー、やっぱりなんぼ美しく数学的、論理的に自然現象を切り分けてみたところで、実際の現実に起こる現象とは、若干の「ずれ」が生じることがありゃあしませんかねえ。

 


そうは言っても、一応は分けて考えなかったら、それはそれで難し過ぎますねえ・・・。(苦笑)

 

理解出来る人が限られ過ぎる、というかね・・・。

 

ここを克服(数理学を柔らかくする)する一番いい考え方として、先哲が考え出したのが、「気」であり、「陰陽論」であるのではないか、と思っています。

カテゴリ「気」

カテゴリ「陰陽」 参照

 

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「痰(たん)」「瘀血(おけつ)」について

2010.01.24

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これまで、「寒」「燥」「湿」「熱」「風」「火」の6つについて書いてきました。

 


この6つは、東洋医学では「六淫(ろくいん、りくいん)の邪気」と言って、人間の健康を阻害する「邪気」の中の代表選手、と位置付けられています。

 


では「邪気」はこれ以外にはないのか、というと、当然あります。

 


それらを全て書いて、そのパターン(組み合わせ)についてまで解説すると、東洋医学の教科書みたいな内容になっちゃうので、それは避けます。(笑)

 


・・・でもまあ、ここまで来たんで、簡単ではありますが、患者さんに少しでも東洋医学を理解してもらいたいので、
あまり専門的にならないように、

 

有名な「痰(たん)」と「瘀血(おけつ)」について書いてみたいと思います。

 

 


◆「痰」について

 


まずは「痰」ですが、これは簡単に言うと体内の「余分なお水が停滞したもの」です。

 


ですので、以前書いた「湿」の仲間です。

 


ただ、ネバネバしていて、なかなか動きにくい、「余分なお水」ですので、「湿」よりも凝滞性、粘滞性が強く、動きにくい頑固な邪気、と言えると思います。

 


なぜ、ネバネバと動きにくくなるかと言うと、体に余分なお水を排出する力がなくて、それが長いこと体にとどまったり、余分なお水に「熱」が加わって、

 

カレーのように少し煮詰まったような状況になると、体内の余分なお水はますますネバついてきます。

 


また、「痰」と聞くと、どうしてものどに絡むあの「痰(喀痰)」を想像しがちですが、東洋医学の言う「痰」は全身どこにでも溜まることがある、と考えます。

 

そしてこれは、症状で言うと、なかなか治りにくい「重ダルさ」や「神経痛」の原因となり、治療にも時間がかかることが多いです。

 


原因は主に暴飲暴食(特にお酒や脂っこい物、甘いもの)です。(苦笑)

 


気を付けたいですね。。。

 

 


◆「瘀血」について

 


次に「瘀血(おけつ)」ですが、これはちょっと東洋医学に興味のある人なら聞いたことはあると思います。

 


よく、ある種の生理痛や、体の痛みを起こすもとになります。

 


瘀血の「瘀」の字はもともと「とどこおる」という意味があります。

 


つまり、「瘀血」には「滞った血」という意味があります。

 


ま、いわゆる血行不良ですね。

 


それも、一時的な血行不良ではなく、慢性的で頑固な、体のある部分の凝り固まったような血行不良を指して「瘀血」と呼ぶことが多いです。

 


これは、かなり慢性的で頑固な「痛み」の原因になり易く、これもまた治療に時間がかかることが多いです。

 


原因は様々ありますが、冷えやストレス、繰り返す怪我から来るものなどが多いです。

 


実際の患者さんを診ていますと、これら「痰」や「瘀血」、その他の邪気が複雑に絡み合って症状を出しているものが多く、これらの割合やそれぞれの程度、

 

またその「邪気」が生じた成り行きをキチッと明らかにした上で治療しないと、なかなかうまくいかないのが実際です。

 


まあこのように、「五臓六腑」だとか「邪気」だとか、東洋医学の言う、色々な要素の強弱のコントラストを明らかにして治療し、こちらの予想通りの変化を患者さんが見せた時、

「あ~、この医学はホント芸術的だな~。」

となります。

 

 

これを何度も経験しちゃうと、もうやめられませんネ。(笑)

 

 


それにしても、最初に考えた人も、それを発展させた人も、ほんとスゴイ!

 

 

 

やってて、いつも感心します。

 

 

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