東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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実践から理論

2010.06.05

いや~、本日もあわただしく治療させていただきました!!


今日は何やら清明小学校でしたネ♪


(笑・・・昼間みえた患者さんにしか伝わらないけど。)


校長気分を満喫させていただきました。(笑)


早いもので、明日が(社)北辰会本部臨床コースでの、僕の症例発表の日となりました!


(緊張~こわい~)


今回の症例は、「リウマチ性多発筋痛症と診断された足底痛の1症例」であります。


症例検討会というのは、(社)北辰会では本部でも支部でも、かなり前からずーっと行われている、恒例の企画であります。


これは、発表者が自分の症例をレポートにまとめ、実際のカルテを使って、その症例のポイント、問題点、改善点などを、

大勢の参加者(プロの臨床家の先生方)と一緒に検討しあう、大変重要な場であります。


(もちろん患者さんの個人情報は完全に守られます。念のため。)


(社)北辰会の代表理事である藤本蓮風先生は、数十年前から「実践から理論へ」という言葉を強く叫ばれ、

「真に実践する者こそが、真の理論家である。」

と述べておられます。


これは僕も全くの同感で、これを掲げ、邁進している北辰会に、強いリスペクトの念を覚えます。


(・・・ていうか一応、講師なんだけどね。(笑))


古典は無条件に、古典だからスゴい!ではなく、


やはり東洋医学の古典がいかに優れているとはいえ、それを完全に鵜呑みにし、悪く言えば「盲信」し、古典に書いてある通りやってりゃ何でもいいんだ、

ではなく、古典に書いてあることを「現代の」実際の臨床の現場で追試し、現実の臨床において利用価値の高いものにこそ、その価値を見出す、という姿勢が、

 

「現代の」東洋医学者である我々には求められると思います。


そしてその”実践”から得られた”理論”を、過去の名医、先哲達の理論に照らし合わせて、より完成度の高いものを追求していく、という作業が出来る、

 

ということにこそ、「古典」の価値がある、と思います。


まあ言わば、人体という小宇宙に対する、伝統的な医療(鍼灸)の「実践」を通じて、古代の名医たちと、時空を超えて討論できるツールが「古典」である、ということです。


・・・まあそんな訳で、明日は僕のつたない「実践」を、百戦錬磨の大先輩たちの前で披露させていただく訳でございます。(苦笑)


でも冗談抜きで、前にも書きましたが、こうやって大勢の前で自分の症例を発表する、ということは、発表者自身が大きく成長するチャンスなんです。


僕自身、過去に2回ほど北辰会関東支部にて症例発表させていただきましたが、非常に自分自身が勉強になり、

なんていうかこう、パワーアップします。


という訳で、ちょっとパワーアップしに、大阪まで行ってきます!!(笑)

 

 

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