東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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胃の気の脈診⑦ 中位に現れる脈

2017.05.18

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↑↑山奥にあり、かなり朽ちていましたが、これがこの神社の本殿です。

 

 

 

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これまでのお話

 

胃の気の脈診① 胃の気の脈診とは

胃の気の脈診② 四時陰陽に従う脈

胃の気の脈診③ 名状をもってするに難しき脈

胃の気の脈診④ 有力無力による脈

胃の気の脈診⑤ 一定の恒常性の有無を診る脈       参照

 

 

 

◆中位に現れる脈とは

 

 

前回紹介した永田徳本(1513?-1630?)先生『診脈論』という本の中に、

 

「浮中沈の中位の脈がしっかりあるのを胃の気ありとする。」

 

と説かれています。

 

 

まあ、「脈診」をする鍼灸師、漢方家にとっては常識なんですが、脈診部位(手首の橈骨動脈拍動部)にフワッと軽く触れた位置のことを

 

「浮位(ふい)」、

 

脈をぐーっと指で骨に向かって圧迫して、深い位置で触れたのを

 

「沈位(ちんい)」、

 

その真ん中を

 

「中位(ちゅうい)」

 

と言いますが、この「中位」にしっかりと脈が触れるものを「胃の気がしっかりしている脈」と考えます。

 

 

やはりこれも胃の気の脈が「中庸」を得た脈であることの一つの考え方です。

 

 

これを北辰会では、蓮風先生独自の、非常に合理的な解釈でもって、「脈幅(みゃくはば)」という言葉を使って、

 

臨床に運用しております。

 

 

・・・まあともかく、軽く触れた位置と、重く触れた位置、その中間部分がしっかりと打っていれば、

 

「胃の気あり」

 

と判断できます。

 

 

 

続く

 

 

 

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