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清明院ロゴマークについて

2009.11.12

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今日はコレ↑について書こうと思います。

たまに患者さんから聞かれるのですが、

「清明院のロゴマークって、先生が考えたの?あれどういう意味?なんか意味がありそうだけど・・・。」

という質問があります。

これはですねー・・・、ちょっと難しいんだけど、韓国の国旗とかにある、「太極図(たいきょくず)」ってありますよね?

 

参考 wikipedia「太極図」

この図はとても有名で、いろんなところで使われてるし、東洋医学においても、とても大事な図なんだけど、この図のもとになった、

 

歴史的に最も古いと言われる図に、「周氏太極図(しゅうしたいきょくず)」という図があります。

 

(上記サイトに載っています。)


この図は、中国の宋の時代の、周敦頤(しゅうとんい)という人が書いたとされる図で、

要するにこの世の中のすべてのものの始まり、成り立ちを図で示したもの、とされています。

この図の、上から2番目の〇の図をちょっと僕なりに色塗りしたのが清明院のロゴマークです。

古代中国思想では、すべてのものを陰と陽、という2つに分けて考えます。

男と女、天と地などなど、挙げればきりがないです。

そしてその考え方は当然医学にも反映されていて、人体の機能や形態も陰陽に分けて考えます。

そういう考え方で人体を見ないと、

「鍼を打って、気のアンバランスを整えて、病気を治す」

という考えには結びつきません。

僕は、その見方、考え方から離れれば離れるほど、鍼というものはどんどん本質から遠ざかり、

結局、効きが悪くなる、守備範囲を狭くする、と考えています。

また、現代医学、科学が今後も発達すればするほど、この見方(気や陰陽という哲学)はむしろ意味が大きくなってくる、とも思っています。

だから清明院のロゴマークは、「陰陽」という考え方の大切さを常に意識しつつ、

伝統に対するリスペクトの気持ちから、もっとも歴史的に古い図から引用した訳です。

ちょっと難しかったでしょうか・・・?

大丈夫でしょうか?

こういうテーマだとどうしても難しい話になりがちなので、極力抑えたつもりですが、感想いただければと思います。


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この記事に関するコメント

“清明院ロゴマークについて” への2件のフィードバック

  1. ふじ より:

    患者や鍼灸治療に対する誠実さを感じます。
    どんどんこういう記事書いてください。
    楽しみにしています。

  2. いんちょう より:

    ふじ様
    コメントありがとうございます。しばらくはどんどん更新していこうと思いますのでちょこちょこ遊びにいらして下さい。

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