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これまでのお話

東洋医学をやっている鍼灸院の求人がほとんどないメカニズム
東洋医学をやっている鍼灸院の求人がほとんどないメカニズム　２
東洋医学をやっている鍼灸院の求人がほとんどないメカニズム　３

では続きいきます！

ここまでで、東洋医学的な鍼灸治療をやっている鍼灸院の求人は皆無に等しいけど、将来的に、東洋医学的な鍼灸治療を行う鍼灸院の院長になりたい場合、どんな方法があるかについて、語ってきました。

1つには、毎日患者さんが触れて、そこそこ給料もらえるところで働きつつ、ストイックに勉強をつづけ、経験を積み続け、一定の自信が持てた段階で開業するという、堅実王道パターン。

2つには、有名な先生に弟子入りして、その先生に理論や実技や生活態度面まで叩き込んでもらいつつ、数年の修行の後に、開業するというストイックハードパターン。

で、今日は3つ目です。

◆鍼灸学校を出たら、いきなり開業するパターン

これはかなり博打となります。

しかし、これでうまくいってしまうという、スゴイケースも実際にあります。

僕の知り合いでも、何例か成功例を知っていますし、（一社）北辰会の代表理事である藤本蓮風先生も、鍼灸学校を出た21歳でいきなり開業しておられます。

このケースは、術者自身に相当の臨床センスがある場合や、医学的な経験、知識、技術は無くても、単純に商売上手である場合とか、治療院の家賃や、

患者さん紹介ルート等々の面で、非常に恵まれているなどです。

（親が持っている物件で開業とか、親が開業医で、ガンガン紹介してくれるとか、色々ね。）

・・・まあでも、これは特殊なケース。

鍼灸学校を出ただけの、知識、経験、技術ともに素人レベルで開業すれば、治療に失敗して、患者さんに多大な迷惑をかけるリスクは非常に高いので、正直、あまりお勧めしません。

「理想の就職先がないなら、自分で作ってやる！」

という気概と勇気は、個人的には好きですけどね。（笑）

「蛮勇」になった場合、カッコ悪い。

「勇気」と「蛮勇」　参照

続く

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