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「夢」の不思議

2010.09.17

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最近、また「夢」というものについて、考えています。


これは以前にも、ちょこっとだけ、書いたことがあります。

「夢」はなぜ見る?
「肝」って何ですか?(その4) 参照


「夢」に対する解釈で、一般にもよく知られ、有名なのは、
フロイトユングですわな。


・・・まあ、フロイトさんの方は、

「夢は願望の充足である」

と強調し、一時はそのフロイトさんの弟子でもあったユングさんは、

「夢は過去の願望ばかりではなく、現在の期待の実現でもある」

と強調しました。


それ以外にも色んな学者さんが色んな立派な研究成果や見解を持っているようですが、そのように、なかなか見解の統一がうまくはかれないということは、

 

逆に言うと結局は夢というものが「不可知」なるもの、ということの証左じゃないかな、とも思います。


日本にも、「初夢」とか「正夢」なんて言葉があります。


「夢」に対しては、昔からみんな興味津々な訳です。

(そりゃあそうです。だって超身近な不思議現象だもんね。)


これは、脳波の観察とか、そういう近代的な観点から研究した人たちによると、みんなが毎晩見ている、なくてはならないもの、ということになるらしいです。

(ただ、起きると同時に忘れてしまうのが正常ね。)


危険な実験で、「断夢(だんむ)実験」なるものがあるそうです。


これは、脳波上、「夢を見ている」とされる脳波の時に、強制的に被験者を覚醒させる、という実験で、これを5~7日繰り返すと、軽度~重度の精神異常などの症状が出るそうです。

(でもコレ、倫理的にやっちゃダメな実験ですぞ。)


東洋医学ではこの辺の仕組みを

 

「肝の臓」が蔵する「魂(こん)」

「肺の臓」が蔵する「魄(はく)」

 

そして、それらを統括する、


「心の臓」が蔵する「神(しん)」

 

というものの働きで説明します。


・・・まあ、ここいらの話はムズいので、年末の講義でちょこっとしゃべることにして、要は、

「夢をいつまでも覚えている=その時点でいくらか病的」

ということが言えるようです。


でもこれぐらいでは、誰にだってたまにならあることで、即治療対象、とは考えないことが多いでしょう。


面白いのは(というかみんなが興味あるのは)見た夢の内容に対する解釈ですね。


よく、やれ吉夢だとか凶夢だとか、色々言いますが、僕から見たら、「吉凶」もまた「陰陽」ですから、すべて「吉」の方向に解釈して、

プラスに転じてしまえばよいのです。(笑)


・・・例えばこないだ、とある大先生がおっしゃっていた、

「髪が全部抜けおちる夢を見た!」

なんていうのも、


凶夢としての解釈なら、”老いへの恐れ”とか、”ある能力の低下”という解釈もありますが、吉夢としての解釈として、

”さらなる高次の学びへの欲求”

とか、

”飾り気を捨て、ありのままに精神の成長に専心する前兆”


という解釈も出来るんです。


このように、マイナスは、いつだってプラスなんです。


・・・「陰陽論」て、マジで凄いんです!!


「夢」については、まだまだありますが、ちょこっとずつちょこっとずつ、小出しにして、書いていきます。(笑)


お楽しみに♪

 


【参考引用文献】

 

王克勤『中医心理学』たにぐち書店 

 

 

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この記事に関するコメント

“「夢」の不思議” への4件のフィードバック

  1. anray より:

    夢って身近なものだけど、ちょっとコワイですね!
    とゆーのは、数年前、毎晩毎晩夢を2個も3個も見ていて、結構面白い内容だったので、夢日記をつけていたんです。当時は内容を事細かに覚えてました(^^;;
    けど、起きた時に忘れてるのが正常とは(; ̄O ̄)
    まぁ、陰陽の陽の方向で考えれば問題ないですかね♪

  2. アトリエ より:

    当たり前に見てる夢ですが、考えてみると一番身近な不思議現象かもしれませんね。見た夢をいつまでも覚えているのはあまりよろしくないというのは初めて知りました。
    夢を見てる時は眠りが浅いのでしょうか?

  3. いんちょう より:

    アトリエさん
    コメント、ありがとうございます
    > 夢を見てる時は眠りが浅いのでしょうか?
    そうです。浅い眠りと深い眠り、これまた陰陽なんですね~。
    「眠り」自体は「起きて動いている時」と比較すれば相対的に陰ですが、その陰の中にもまた陰陽がある、ということです。
    このように、東洋医学ではどこまでいっても陰陽陰陽・・・なんです。(笑)

  4. いんちょう より:

    anrayさん
    コメントありがとうございます!
    > まぁ、陰陽の陽の方向で考えれば問題ないですかね♪
    そういうことです。(笑)要は笑って吹き飛ばせばよいのです!!

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