東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「敏感」と「鈍感」(その2)

2010.04.24

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昨日は失礼しました<m(__)m>

 

続きを書きます。

 


「敏感」と「鈍感」(その1)

 


患「じゃあ、「気」が動きにくい人の場合は、鍼が効きにくい、って考えていいんですか?」

竹「確かにそうとも考えられます。ただ、そういう人であろうとどういう人であろうと、医者としては治さなくてはいけませんよね?

だから鍼の中にも色んな種類、やり方があるし、鍼以外にも漢方や気功など、様々な方法が考案されています。

それをどう使い分けて、いかに早く、確実に治すかが、医者のウデなんです。

気の動きの悪い人は確かに治しにくい面はあるけど、それはこちらの創意工夫で乗り越える訳です。」

患「なるほど~。」

・・・という会話でした。

 

(まあ、かなりきれいな言葉に置き換えてますがね(笑))

 


これは実はよく言われることで、清明院のように、「気」というものに対してアプローチする治療方法、というのは、刺激量としては非常にソフトな場合が多いです。

 


鍼灸院の中には「筋肉を緩める」とか、「神経を刺激する」とか言って、1回の治療で50本も100本も鍼をしたり、数本しか打たない場合でも、

 

かなり深く打ってぐいぐいと刺激する先生もいらっしゃいます。

 


もちろん清明院では、敏感な人であろうが鈍感な人であろうが、そういう強刺激なんてしなくても、十分体は反応すると考えています。

 


むしろ強刺激にすればするほど「悪化」というリスクを伴いやすい、と考えています。

 


さらには、必要最小限かつ適切な場所への微妙な刺激こそが、体にとって最もいい反応を起こす、とも考えています。

 


またそうすることで、次回の治療へのフィードバックもしやすいと思っています。

(効いたか効かなかったか、効かなかったら何故そうなのかが考えやすい)

 


まあ要するに、鍼治療を受けるのに、敏感も鈍感もあまり関係なく、それぞれに合ったやり方、刺激の方法をこちらで考えますので、心配ないよ、

 

ということです。(笑)

 



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この記事に関するコメント

“「敏感」と「鈍感」(その2)” への4件のフィードバック

  1. アトリエ より:

    こんにちは。気が動きやすい人と動きにくい人の差は何でしょうか?難しくなければ教えてください?!

  2. いんちょう より:

    アトリエさん
    コメントありがとうございます
    > 気が動きやすい人と動きにくい人の差は何でしょうか?難しくなければ教えてください?!
    了解しました。まあ簡単に言いますと、肌のきめの細かい人は、気が動きやすく、肌が荒くて分厚い人は気が動きにくい、とされています。(北辰会の見解)
    一般的には、前者は野菜食中心の頭脳労働者に多く、後者は肉食中心の肉体労働者に多いとされ、実際にやっていてもそのように感じます。
    では「なぜ」このような差が生じるのか、とか、他にはどんなパターンがあるか、という話になると、少し難しくなっていきます。
    それについては、今度書きますね。(笑・・こんなんで大丈夫でしょうか?)

  3. アトリエ より:

    なるほど。とても分かりやすい解説でよく分かりました。ありがとうございました。。
    また、ぜひ機会があれば書いてください。

  4. いんちょう より:

    アトリエさん
    > また、ぜひ機会があれば書いてください。
    了解しました。今後も清明院ブログをよろしくお願いいたします

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