東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「百会(ひゃくえ)」という経穴 3

2015.02.07

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これまでのお話

「百会(ひゃくえ)」という経穴

「百会(ひゃくえ)」という経穴 2

 


では、続きいきます!!

 

前回、「三陽五会」という百会の別名の内訳のお話をしました。

 


前回述べた内容が、教科書的な定説なんですが、(一社)北辰会代表、藤本蓮風先生のお考えはちょっと違うようです。

 



蓮風先生の考えでは、「三陽五会」”三陽”とは、

手足の三陰三陽経のこと

であり、

 

”五会”とは、

五臓の気が会する

という意味ではないか、と解釈なさっておられるようです。

 



・・・なるほど、そうかもしれません。

 



最初に述べたように、「百会」という経穴名は、

”百脈が会する(集まる)”

という意味なわけですから、蓮風先生の仰るように考えた方が妥当なのかもしれません。

 



・・・とまあこのように、経穴一穴に対する理解の深さの違いが、その経穴に一本鍼をする時のイメージに大きく影響し、それがそのまま治療効果に反映される面があります。

 



それによって術者が生体に「起こさしめた」気の動き、反応を、臨床経験として何年も何十年も積み重ねていくと、かなり「狙いすました気の操作」をすることが可能になるのです。

 



鍼のうまい先生がやっている気の操作というのは、単純な経験則ではなく、このような、経穴一穴に対する深い理解と考察に基づいている面も、多分にあります。

 



診断の結果、いざ百会に鍼をするとき、例えば”三陽五会”というイメージで打つ場合に、前述の5つの経絡を意識するか、あるいは、

 

三陰三陽経全てと、五臓の気という意識で打つかで、打った後の変化に違いが出る面があるのです。

 

 

ですので、経穴に鍼灸を行うということは、単純な物理的、機械的刺激と言い切れない面があると思っています。

 




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