東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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精神の中枢は「脳」か「心の臓」か 7

2015.01.07

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これまでのお話


精神の中枢は「脳」か「心の臓」か
精神の中枢は「脳」か「心の臓」か 2 
精神の中枢は「脳」か「心の臓」か 3  
精神の中枢は「脳」か「心の臓」か 4 
精神の中枢は「脳」か「心の臓」か 5  
精神の中枢は「脳」か「心の臓」か 6     参照

 


では続きいきます!

 

 

◆泥丸の話の続き


前回の『道教辞典』における泥丸の解説ですが、5.のところに、

”泥丸には全身の神が集まる”

とあります。

 



道教では、全身各所に「神」が存在するとし、それが人間のように描かれていたりします。

 



↓↓清明院にも飾ってあるこの図(白雲観(はくうんかん:道教の寺院)所蔵の内景図(だいけいず:人間の体を道教の考え方に則って模式的に描いた図))なんかもそうだし、他にも色々な図があります。

 

wp-1598000981547.jpg




以前、道教について書きましたが、道教の修行法の一つに、「存思(そんし)」と呼ばれる瞑想法があるそうです。

「道教」って何ですか?(その16) 参照

 


「存思」については、wikipediaによれば、


道教の瞑想法のこと。

仏教の禅のような悟りを得るための無念観想の法ではなく、体内に観想(思いをこらすこと)を集中させることによって、

修法者の身体の一部に宿る気や「神(しん・人間の根本的な生命心)」を活性化させたり、身体から離れないよう体内に留めるための法である。

存思の「思」という字の字源は、会意形声文字であり、もとの字は「恖」で、「囟(シン)」は、幼児の泉門の閉じていない頭を表し、

「思」という字はその心を表している。


とのことです。


また、『道教辞典』によれば、

意識を集中する、といった意味で、神々があたかも眼前や体内に居るかのように想念することを言う。

「存想」「存神」「見神」「守一」とも言う。

体内、体外の神は総数360とも12000とも言われ、歴代の道教の文献にて修行法のあらゆるマニュアルが整備された。

とのことです。

 


まあ簡単にいうと、道教では、全身各所の細部細部に無数に神が宿っており、自分自身の意識でもって、その神をある程度コントロールできる、と考えているそうです。

 



そして、その全身の神が集まるところが泥丸(脳)である、という事です。

 



毎日患者さんの頭に鍼を打って、気を動かし、病を治している立場の私からしたら、なかなか興味深いですな。

 




続く

 




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