東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「左肝右肺」に関して

2014.12.10

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本日、東洋鍼灸専門学校にて、「顔面診」のお話をしてきました。


 

『黄帝内経素問』刺熱篇(32)というところには、顔面の左側で肝の臓を、右側で肺の臓の異常を見る、という考え方が載っています。

 


「肝熱病者、左頬先赤。心熱病者、顏先赤。脾熱病者、鼻先赤。肺熱病者、右頬先赤。腎熱病者、頤先赤。」


(『黄帝内経素問』刺熱篇(32)より)

 


よくこれのことを、

「左肝右肺(さかんうはい)の論」

なんて言いまして、これが何でなのか、という疑問は、けっこう東洋医学によく出てくる議題の一つだったりします。

 



ネットで見ると、色々な中医学の先生が、色々なことを言っているようですね。

 

参考サイト① 

 

参考サイト②

 

(中国語サイトです。)

 



顔面の他に、腹診でも同じように、左肝右肺の考え方で診たりもします。

 



れは鍼灸の聖典として有名な『難経』16難に書いてあります。

 



学生さんから、

「何で左で肝を、右で肺を見るんですか?」

という質問が来ました。

 


ド直球の、いい質問だと思います。


(学生さんからしてみれば、解剖学的に肝臓は右上腹部にあるのに何で?というぐらいのつもりだったのかもしれませんが。。。)

 


そういう素朴な疑問を常に持ち続け、曖昧にしないことが、東洋医学を深く理解していく上で、たいへん重要なことだと思います。

 


素朴な疑問、略して「素問(そもん)」です。


(・・・冗談です。(微笑))

 


まあともかく、こういう風に、東洋医学の古典の中に当たり前のように書いていることというのは、本当の本当のところは、一番初めに言い出した、

書いた人に聞いてみるしかありません。

 



しかし、書いた人は数千年前の外国人ですから、聞けるはずもありません。(笑)

 



だから、自分達で考えるしかありません。

 



優秀な先輩方の見解を参考にしながら。

 

 


長くなったんで、続く。

 

 



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