東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

「膀胱」って何ですか?(その2)

2011.02.19

_20201025_202559

 

 

 

**********************************************************************************************
       にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
   ↑↑↑        ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

前回のお話・・・

「腎」って何ですか?(その11)

「膀胱(ぼうこう)」って何ですか?

さー、どんどんいきます。


例によって、膀胱のカタチから見ていきます。


膀胱の腑(類経図翼)

(中国明代、張景岳『類経図翼』より)

 


またまた出ましたネ・・・。



東洋医学の超テキトー内蔵図。(笑)



中でも膀胱は特に「THE・一筆書き」って感じであります。

 


・・・しかしこの図は、明の時代の大名医、張景岳(ちょうけいがく)先生の代表的な著書である、『類経図翼(るいきょうずよく)』という本の中に堂々と出てまいります。

 



まあコレぐらい、

「五臓六腑のカタチが実際どうなっているのか」

という問題に、もちろん麻酔や消毒、精密な解剖器具がなかった等の事実はあるにせよ、”確信犯的に無頓着”だった、ということでしょう。

 


・・・いつも言うようにこの、

気が動き、陰陽のバランス(平たく言うと機能)が調えばそれでよいのだ!

カタチや数値の異常があったって、それなりのバランスが保たれていれば、それでよいではないか!

という考え方、これは現代、患者さんからしてみれば、不必要と思われる手術や、不必要と思われる投薬により、検査数値は正常になったけど、

 

症状はかえって悪くなったとか、手術によって異型細胞は綺麗に除去したけど、命がなくなってしまった、などという、現代でも実際に起こっている、

 

医療上の難しい問題を回避するための一つの選択肢だろうし、昨今、東洋医学が盛んにカウンターメディスンと叫ばれていることの、一つの根拠ではないかと思います。

 

(もちろん、清明院はこうした問題にまつわる”言い過ぎ”の類や”極論”の類の言説にくみするものではありませんので、ご安心を。)

 



こういうシンプル過ぎる図にはそういう思想性が反映されておりますので、上記の図を単に幼稚だとか原始的だとか言って鼻で笑うのは、

 

ちと思慮が浅いんじゃないかな、と思います。

 



カタチについては、大体分かってればイイ、しっかりと他とのバランスが取れてて、機能してりゃいーじゃんか!!というのは、なにも医学に限らず、大事な大事な考え方です。

 

 



つづく

 

 



読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 


清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

 

関連記事: 腎・膀胱

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿