東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「疲労」によって籠った熱

2011.09.28

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半年ほど診ているアトピーの患者さん。


皮膚の方は、パッと見、まったくアトピーとは分からないぐらいに改善しています。


随伴症状としてあった、喘息の方も、薬を飲まなくてもいられるほどに改善。


今では、2週間に1回くらいのペースで、健康管理目的で来院されております。


そんな訳で、バリバリと仕事しておられるのはいいのですが、ここ最近、ちょっと気になる所見が・・・。


仕事で、睡眠時間や趣味の時間を削って働いて、へとへとになって来るわけですが、いつも、お腹の「とあるところ」に熱が籠っております。


ここに直接鍼をしますと、脈や舌の状態、本人の疲労感そのものなどが、非常によくなります。


人間には、主に発汗、排便、排尿という、強力な「余分な熱排出機構」が整っております。


それらの細かい仕組みは、これまでに五臓六腑シリーズに書いてきた通りです。


興味のある方は、右のカテゴリ一覧から、ぜひお読みください。(笑)


ハードな仕事で肉体的、精神的に「疲労」した結果、体内の「余分な熱」を排出する機構が徐々に徐々に機能不全に陥り、


結局は気の動きの「弱い部分」や「停滞している部分」に余分な熱が鬱積してくるのです。


これ、マメに取っとかないと、コワいんです。


東洋医学では、癌などの非常に頑固な病気を、このメカニズムで考えます。


何年、何十年もかけて鬱積した余分な熱が、他の「余分なもの(血とか水とか)」と結びついて、非常に頑固な塊になったモノ、


それがおおよそ西洋医学の言う「癌」というものだ、という考え方があります。


(もちろんこれが全てではありませんが。)


この患者さんは、そのことをよく分かって下さっていて、定期的に「疲労によって籠った熱」を取りに来ております。


上記の話は、東洋医学的な考え方で、毎回毎回患者さんの生活状況を聞いて、お腹を診ているから分かることだし、患者さん自身も実感できることなのです。


病院の診療体制への批判としてよく言われるように、電子カルテのPC画面ばかり見て、患者さんの顔すら見ない、検査数値ばかり気にして、

 

実際の患者さんの訴えには耳を貸さない、こういう医療の現実がまだまだまかり通っている日本の世の中で、こういう診方、考え方には非常に

 

「重い価値を置くべき」だと”僕は”思っています。

 




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