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「錯雑証(さくざつしょう)」という考え方

2011.06.04

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東洋医学には、「錯雑証(さくざつしょう)」という考え方があります。

 


今日はそのお話をします。




以前書いたように、東洋医学では、病の全体像を、細かい部分まできっちりと把握するために、「弁証(べんしょう)」を行います。

 


これは、

・八綱弁証:病の位置(病位)、性質(病性)、趨勢(病勢)、

・臓腑弁証:五臓六腑のどれが病んでいるか、

・病因(病邪)弁証:邪気(病理産物)の種類は何か、

・正邪弁証:勝ち戦か負け戦か、


などなどを明らかにするためのもので、東洋医学的な診断上、必要不可欠な過程であります。

 


コレには、実に色々な弁証法があるのですが、代表的なものとして一番上の「八綱弁証(はっこうべんしょう)」という弁証法があります。


「八綱」って何ですか? 参照

 


「八綱弁証」以外の弁証法についても、そのうち述べようと思います。

 


そして、この「弁証」つまり”証を弁(わきま)える”という過程を経て、「論理的に病をとらえて」治療を進めていくワケです。

 



いわば、無数にある「病気」というものを、「弁証法」という、”東洋医学の理論のフィルター”にかけて、病気の全貌を掴んでから、戦略的に治療に入るワケです。

 



だから、失敗する可能性が限りなく低くなり、成功する可能性が限りなく高くなるワケです。

 



・・・患者さんにとっても術者にとっても、それが一番いいに決まってますよね?

 



で、この過程のことを、「弁証論治(べんしょうろんち)」といいました。


「弁証論治」って何ですか? 参照

 


つまり、


”証を弁(わきま)えて治を論ずる”


という考え方です。

 



・・・なんか、前置きが長くなっちゃったので、続きは次回。



 

 

 

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