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「荀子(じゅんし)」という人物

2011.02.09

今日は、東洋哲学思想の歴史の中の重要人物である、「荀子(じゅんし)」という人物を紹介します。


(・・・例によって、思いつきです。(笑))


【荀子・・・BC313?~238?】
   
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↑紀元前の人物なんで、これはもちろん想像図ですが、おヒゲと頭巾がオシャレなじゅん先生。

(ちなみに”〇子”というのは”〇先生”という意味です。)


・・・古代中国の哲学思想を語るうえで、よく「中華三大宗教」なんて言って、

「儒教(じゅきょう)」

「道教(どうきょう)」

「仏教(ぶっきょう)」

というものが、よく引き合いに出されます。


この内の「儒教」に大きく関わるとされる人物の一人がこの「荀子」です。

この人物は、『論語』で有名な「儒教」の祖である「孔子(こうし)」が、古代ギリシャで言うソクラテスならば、

「荀子」はアリストテレスだ!と言われるほどの人物で、

当時、諸子百家(しょしひゃっか)と呼ばれるぐらい、多くの学者や思想家が多彩に発展させた古代中国思想を、

最後にある意味では集大成した、といっても過言ではない人物です。


要はぐちゃぐちゃ~っとあった、色んなエライ学者さん達の考え方を、論理的にスッキリとまとめた、あったまい~、カシコな先生です。(笑)

キレ者です。

デキる男です。


・・・そしてこの先生の主張で最も有名のものが

「性悪説(せいあくせつ)」

といって、人間はもともと欲望のかたまりだ、とする考え方です。


この考え方・・・、実はかなり誤解されております。

色んな書籍なんかで、荀子は「人間なんてどうせもともと悪モノ」といった感じの、ネガティブな主張をした人物、

という風に描かれてしまうことが多いのですが、そうではなく、人間はもともと欲望のかたまりだけど、

教育することによってこれを「善」に変えることが出来る、そうすれば世の中は安定するはずだ、という主張なんです。 


これは、よく対立した考え方として挙げられる、孟子(もうし)が説いた

「性善説(せいぜんせつ)」

と、実は結果的にほぼ同義、といっても過言ではありません。

(孔子や孟子についても、そのうち紹介しようと思います。)


なぜならば「善」に変化させられることが可能、という前提の上での「性悪説」だからです。

(まるで陰陽論だね。)


孟子が理想主義者で、アツく人間の素晴らしさを諸国に説いて回ったが、多くの人に影響を与える、というぐらいにとどまり、

結局世の中全体を動かすには至らなかった、という事実を受けての、現実主義的で冷静な、荀子らしい主張なのです。


・・・まあー、この頃から2500年経った今でも、この2つの主張が色あせることなく、

現代人をひきつけてやまないということは、人間は何千年経っても結局、「理想と現実」のバランスの狭間で、

常に揺れ動いているモノだ、ということなんでしょうかね・・・。



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