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昨日に引き続き、おススメ本第2弾、いきます！


本日ご紹介させていただく本は、鍼灸学生、鍼灸師、東洋医学に興味のある医療関係者は必携の本です。


（ですので専門書ですから、一般の方には難しい本だと思います。）


↓↓その本はこちら！！








↑『日本鍼灸の診断学』　有馬義貴／森　洋平 　メディカルユーコン社（←文字クリックで購入ページへ）


僕がこの本を最初に知ったのは、（社）日本東洋医学会から送られてくる会報の巻末に、この本の広告が載っていたからです。


日本東洋医学会というのは、医師を中心とした団体なので、会報の内容も漢方薬の話が載っていることが多く、漢方9：鍼灸1ぐらいの割合が多いのです。


でも勉強になるので、会報が来たら必ず目を通しております。


・・・で、読んでいると、巻末の新刊書籍のところで、この本のタイトルが目に飛び込んできまして、よく見ると、見覚えのある名前が著者名のところに書いてあります。


編著者の一人に、あれあれ、以前清明院にもお見えになったこともある、（社）北辰会本部講師の、森洋平先生のお名前が・・・。


「あれ！？そーなんだ！！知らんかった！」


と思って、早速森先生にメール。


すると、


「そうなのよ～。これまでこの業界になかった本だから、読んでね～！」


と、軽～い感じでメールが返ってきました。（笑）


・・・で、早速購入して読んでみました。


「面白い！そしてためになる！！そして分かりやすい！！」


というのが僕的な率直な感想です。


森先生を軽く紹介しておくと、ソフトな優しい感じのお人柄の先生ですが、持っているパワーと実務能力はハンパじゃない先生です。


・・・このブログでも以前述べたように、現在、日本では数多くの鍼灸の流派がひしめき合っているんですが、


この本のように、現代のあらゆる鍼灸の流派の診断法を具体的に概括した本、というのは、実はこれまでなかったんです。


たくさんの流派が存在し、それぞれがそれぞれのやり方に自信を持って患者さんに提供し、一定の効果を上げている、ということは、いい面もありますが、マイナス面もあります。


こういう現状だと、鍼灸学生も、選択肢が多すぎて何をやったら一番いいかよく分からず、患者さんも、鍼灸院によってやり方や言うことがバラバラだから混乱する、


という事態が起こっている面があります。


この本は、そういう混沌状態をスッキリ理解するのに、一番よい本だと思います。


まだ何がいいのかよく分からない鍼灸学生さんや、自分の治療スタイルを確立出来ずに悩んでいる鍼灸師、


また、俯瞰的に現代の鍼灸業界の東洋医学的な診断法を知りたい方にとっては、格好の本だと思います。


自信を持ってお勧めします！



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