東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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『梅棹忠夫 語る』

2011.04.03

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こないだ、蓮風先生のブログにおいて、『梅棹忠夫語る 聞き手 小山修三』という本が紹介されていました。


『鍼狂人の独り言』

第283回 小山修三著「梅棹忠夫語る」―日経プレミアムシリーズ―を読んで


蓮風先生に「雲上人中の雲上人」と評される梅棹先生に、興味を持ちました。

 

この本の聞き手である小山修三先生は、これまで私が藤本漢祥院に研修に行った時にも、たまたま治療に見えておられ、

蓮風先生の出版記念パーティーにも参加しておられるので、お見かけしたことはあるのですが、

この本の主役である梅棹忠夫先生については、お恥ずかしいことに、蓮風先生のブログで本が紹介されていて、初めて知りました。


蓮風先生が20代の時に読んで影響を受けた本の著者が、晩年何を語っているのか興味もありましたし、読んでみました。


でも正直、学者口調の難しい本なような気がしていて、あまり期待していませんでした。


・・・結論から言うと、読んで良かった!


この本が小山先生との対話をそのまま本にしたものであることもあって、非常に読みやすい!!


1時間弱で読めちゃいました。


梅棹先生という人は、経歴だけみると非常に輝かしくて、素晴らしくて、なんだかいかにも学者的な、


分かりにく~い、カタ~イ話をするタイプの先生かと思いきや、メチャメチャ話が分かりやすい!


とてもお年寄りの話とは思えません・・・。


また、小山先生との問答形式で書かれており、小山先生のフリがいいのも当然あるけど、


とても亡くなる直前の人が語っているとは思えないほどエネルギッシュで、かつ、会話の端々から、頭の回転が異様に早い人だというのがビシビシ伝わってきます。


本の中の細かな内容については、挙げていくとキリがないので、特に印象に残った個所を。





司馬遼太郎が梅棹先生を評して、


「梅棹は学問と思想の間を時々刻々と往来してきた大思想家である!」


と述べ、それを受けて梅棹先生が、


「学問と思想は、一つで二つ。学問から思想は出てこない、思想から学問はあるな。司馬遼太郎には私のことがわかってたんや。」





このやり取り、レベル、高すぎです。(苦笑)


・・・サスガ雲上人中の雲上人。


ガンバろ。


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