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「教育技法」について

2010.08.07

昨日、とある先生と「教育技法」の話しになりました。

まず、「教育技法」というもの(理論)がそもそも必要かどうか、という話からです。

これはすぐに結論が出ました。

「必要である。」

と。

なぜなら、これがなかったら「教育」をどうやったらいいか、まったく分からない「教育者の卵」も多く存在するからです。

これなしでも出来てしまう人は「天賦の教育者的才能」のある人な訳ですが、教育者の卵の中には当然、それが「ない」人の方が多いであろうから、ということです。

教育の実践にも、まずは一定の基準(”型”のようなもの)がないと、個性もへったくれもない、ということです。

では、”こうやれば間違いナシ”というか、教育技法の”鉄板メソッド”とでもいうか、”究極の技法”は存在するか、という話題になりました。

これは、

「そんなモノはないっしょ。」

ということで一致です。

・・・ということは、「教育技法」という科目から、教育者の卵が学ぶべきことは、”一定の基準”即ち”基本(型)”だ、ということになります。


ではさらに、その”基準”なるものは果たして絶対的かというと、

「それは違う。相対的だ。だから”基準らしきもの”と言える。」

となります。

(なんか、鍼、東洋医学と似てるね。)


だから、”基準らしきもの”をしっかりと踏まえたならば、あとは絶え間ない実践の中で、各人が、”答えらしきもの”を探し求めていくしかない、ということです。

つまり臨床であれ教育であれ、「技術」というのは、始まりも終わりも実はあいまいで、果てしないもの、ということになり、それの実践の継続を支えるのは、

 

その人の「志」だ、というお話でした。

 


おしまい

 



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この記事に関するコメント

“「教育技法」について” への2件のフィードバック

  1. Sハハ より:

    いつもSさん&パパが大変お世話になりありがとうございます。おかげさまで、特にパパは最近、心身共に先生にとても助けられてありがたいと喜んでおります。(先生には何となくうまく言えないみたいですけど・・・)
    Sハハは、一応学校の先生と呼ばれていますが、恥ずかしながら私の教育法は、とにかく学生さんの様子をよぉ~~~~~~く見ることだと思っています。自然と伝える言葉が出てきます。先生の鍼のお話と似ているような?

  2. いんちょう より:

    Sハハさん
    コメント、ありがとうございます
    パパは元気になられてよかったです。(笑)「言葉なき会話」で分かっておりますので、ご心配なく。
    > 先生の鍼のお話と似ているような?
    そうですね。対象をどれだけ凝視できるか、が大事なんだと思います。

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