東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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患者さんの声(30代女性 不安神経症による不安感、緊張感、動悸、過呼吸など)

2014.12.05

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「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します。


20代女性 会社員

【症状】

不安神経症による不安感、緊張感、動悸、過呼吸など


私は不安神経症という病気で、清明院で治療をしていただいてました。

どなたにでも不安というものはあると思いますが、不安神経症というのは、具体的な不安の原因がなくとも、

病的な不安感や緊張感に急に襲われ、いてもたってもいられなくなる精神疾患です。

また、それに付随して、動悸や過呼吸を引き起こす、パニック障害という症状を発症したりします。


過去の自分の経験から、病院でいただく薬というのは、症状を抑えてくれても、病気の原因を根本から改善しているわけではなく、

病院は必ずしも病気を治してくれるところではない、という思いがありました。

ですから、不安神経症の症状を発症したときも、病院や薬には頼らず、なんとか自然な方法で、根本から体を治したいと思っていました。


数か月の休職期間を経て、仕事を再開したころに友人から、

「鍼一本で病気を治療するすごい先生がいる。」

という話を聞き、

「そんなことあるのか、すごい先生がいるんだなぁ。」

と思いはしたものの、その時は受診にまでは至りませんでした。

しかし、仕事に復帰し、環境が変わったことや、精神的にショックな出来事があったことが引き金となり、症状が急激に悪化してしまいました。


通勤時、電車に乗ると、訳もなく体が緊張状態になり、心臓がドキドキし、呼吸が上手く出来なくるパニック症状に陥ります。

毎日、職場にたどり着くだけで一苦労でした。

職場にいても、緊張感や不安感に不意に襲われます。

気分を紛らわせようと、深呼吸したり、リラックスするというツボを押してみたり。

結局、これをすれば楽になると言う方法はありませんでした。

じっと、不快な症状が去るのを待つしかありません。

そんな事を日々繰り返し、もうどうにもならず、少しでも楽になるならと、敬遠していた病院に行き、薬でもなんでも飲むしかない、

とまで思うようになり、嫌々ながら病院を受診しました。

薬で症状を抑えつつ、根本から体を治す「治療」を同時に行わなくてはいけないと思い、病院を受診後、迷わず清明院へ初診の予約をいれました。

清明院で治療に使用する鍼はほとんど1本。

多くても2本。

鍼が痛いとか、怖いという方もいらっしゃると思います。

私も痛がりで怖がりですが、痛くない鍼を1本だけでしたので、まったく問題ありませんでした。

心身ともに苦痛がありませんから、治療も楽に継続することができたと思っています。

鍼治療をすると、薬で症状を抑えるのとは異なる、心身の軽さがありました。

これが本来の自分の姿なのではないかと感じました。

それでも治療をしていくなかで、体調の良い時、悪い時はありました。

体調が悪い時は、早く良くなりたいと、つい焦りが出てしまいます。

そんな時、竹下先生からは、

「この病気は、右肩上がりに急激に症状は良くなるものではありません。良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、

徐々に良くなっていきます。」

「焦らず行きましょう!」

と、励ましていただきました。

日々、生活する中でストレスや不適切な生活習慣の積み重ねから体のバランスを崩すことが病気につながるのだと思います。

精神疾患といえども同じだと思っています。

そしてそのバランスを整えるのが鍼なのだと理解しています。

ですから、鍼で体のバランスが整えば、病気は治っていき、無理なく、自然と薬もやめることができるはずです。

あくまで私の場合ですが、治療開始から7か月ほどで病院の薬の服用を完全に止めることができました。

(これだけの期間をかけて徐々に減薬しました。)

今はおかげさまで、通勤も仕事も支障なく出来るまでに回復しました。

鍼1本で治療ができてしまうというのは本当に不思議なことです。

適当な場所に適当に鍼を刺して治るはずもありません。

先生は、こともなげに治療をしていますが、この1本の鍼の背景にはどれだけの東洋医学的に裏付けされた理論や技術があるのだろうと想像せざるをえません。

竹下先生のブログを拝見していても、とても勉強家でいらっしゃるのがよくわかります。

変な言い方かもしれませんが、竹下先生が一生懸命勉強してくださったおかげで私は元気になれたと思っています。

先生が修得された技術や知識が患者さんにそのまま還元されているわけですから。

私自身はもちろんのこと、元気になっていく私の姿を目の当たりにした家族共々、竹下先生には大変感謝しています。

竹下先生、本当にありがとうございました。


【清明院からのコメント】


大変素晴らしい「患者様の声」をいただきました。

この方は初診時、非常に深刻な表情で見えたのが印象的でした。

大きな不安を抱えておられたのだと思います。

入念な問診、体表観察の後、「心肝気鬱>腎虚」と証を立て、治療を開始すると、1診目から心身に大きな効果が現れ、

その後、”三歩進んで二歩下がる”ような感じではありましたが、徐々に徐々に全身状態が快方に向かい、7か月後には、

精神状態も安定し、病院の薬を全て廃薬するに至りました。


この方が上に述べた中に、いくつか、こういった精神疾患を治療していく上で、とても重要なことがあるように思います。

一つは、鍼を受けることで、本来の自分の姿を取り戻したような感覚を得たこと、

もう一つは、経過中に、自分自身の病気が、一進一退する病気なのだ、という風に理解されたこと、

もう一つは、病気の原因は不適切な生活習慣の中にあり、それによって崩れた心身のバランスを整えるのが鍼である、

という風に、鍼の本質を理解されたこと、

これらが、大きな効果に繋がったのだと思います。


このように、鍼を受けた際の良好な感覚はもちろんですが、精神疾患に限らず、自分自身の病について、冷静に正しく理解 することが、

実は治癒への早道であることが少なくありません。

それによって、ますます鍼の効果が上がる側面があります。

こういったいくつかの要素が、重層的に、ポジティブに働くことで、たとえ西洋医学的に難しい病であっても、

ビックリするような効果が得られることがよくあります。


本症例はまさにそれを示した、貴重な症例だと思います。



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