東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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東洋医学は宗教か。 14

2016.09.05

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これまでのお話

 

東洋医学は宗教か。

東洋医学は宗教か。 2 

東洋医学は宗教か。 3

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東洋医学は宗教か。 10 

東洋医学は宗教か。 11

東洋医学は宗教か。 12

東洋医学は宗教か。 13     参照

 

 

さて、どんどんいきましょう。

 

 

◆「宗教」と「哲学」ってどう違う??

 

 

ここまで、少し話が逸れながらも、「宗教」について、「哲学」について、東西両医学の認識論、根本哲学の違いについてと、

 

カタイ話をしてきました。(笑)

 

 

・・・で、今日もカタイ話をします。(*‘∀‘)

 

(出来るだけ、カタイ話を柔らかく、難しい話を簡単に、いきます☆)

 

 

「宗教」「哲学」の違いは何か。

 

 

これについても、様々なご意見があります。

 

 

「そもそも比較するべきものじゃない!」

 

とぶった切る人が居たり、

 

「哲学は考えるモノ、宗教は信じるモノ。」

 

と分ける人が居たり、

 

「両方とも最終的には同じものである。」

 

と、くくってしまう人が居たり、

 

「宗教の目的は救済、哲学の目的は真理の探究」

 

と、それぞれの目的によって分けてみたり、

 

「宗教は金儲けの道具、哲学はヒマ人の暇つぶし。」

 

と、シニカルに捉えたりと(笑)、実に捉え方が様々で、キリがありません。

 

(苦笑・・・まあそもそも、宗教は教えで、哲学は学問ですしね。比較しようがないかもしれません。)

 

 

僕としては、宗教も哲学も、自然や人間について考えるモノ、という意味では同じだと思うけど、宗教の方は信じる要素が強く、哲学の方は考える要素が強い、

 

と思って、色分けして認識しています。

 

(考え方によっては、グレーゾーン的部分が存在することを認めています。)

 

 

で、最終的には、自分から見て、直観的、理論的に、よりエレガントだと思う宗教を信仰してみたりだとか、自分がよりエレガントだと思う哲学を選択して、

 

それを基準に、色々と思索しながら生きれば、生きやすいのでは?というワケです。

 

 

自分の価値観に沿い、納得度を満たすものを、その時その時で臨機応変に選択すれば、苦しくない。

 

 

宗教も哲学も、要は人間を生きやすくするための知恵だと思うワケですよ。

 

 

医学医療だってそうだよね。

 

 

かなり結論めいてきました。

 

 

ただ、こういうのを勉強すること自体が苦痛な人にとっては、本末転倒になりうるわけです。(笑)

 

 

だから勉強なんかせずに、日々何もせずにダラダラと飯食って寝て、一生を終わる。

 

 

でもそれも、その人の哲学っちゃ哲学。

 

 

・・・昔、私が小学生くらいの頃、ホームレスを見たら笑うな!見下すな!!あれがあの人たちの哲学なんだ!と言った人がいて、妙に印象に残っています。

 

(なんか、書いてたら思い出した)

 

 

ともかく、ここで注意すべきは、学んでいく過程で、ある宗教を絶対化、絶対視して排他的になってみたり、同じようにある哲学を絶対化、絶対視して排他的になってみたり、

 

ある宗教家や哲学者の言を自分なりに検証せずに盲信して、思考停止になってしまったりすることだろうと思います。

 

 

ここいらへんが、戦争や差別、争いや不幸の原因の一つじゃないかな、と思いますね。

 

(もともと、人を幸せに、生きやすくするはずが、本末転倒だわね。)

 

 

ま、要は人様に迷惑をかけるワケです。

 

 

なので、あくまでも、どんな宗教をとるのか、どんな哲学をとるのか、それは自分自身が求めて、それに基づいて色々な情報と経験を得て、

 

それを自分なりに忖度して、「相対的に他よりも」いいと思って、それを自分が選んでいるに過ぎない、というのを忘れないことでしょうね。

 

 

言えば、人間智は限界を有する、ということをあらかじめ認めること。

 

 

まあ、戦争や差別は極端なケースであっても、あらゆる秩序、社会制度や法律も、根底はこういうもの(ある思想哲学、宗教的価値観)のパワーバランスで成り立っています。

 

 

だからある意味、争いも絶えない訳ですね。

 

 

為政者側や、統治する側から見て、何がよりエレガントか、っていう、比較優位の話で、色々決まっていくわけです。

 

 

医療制度しかり。

 

 

 

続く

 

 

 

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