東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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冷えにも色々種類がある

2012.11.29

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「冷えは万病のもと」ということを言う人がいる。


別にこれには反対しない。


一面、当たっている部分もあるだろう。


ただ、

 

「それってどういう冷え?」

 

と聞きたい。


こういう、単純な見出しに反応し、妙に熱狂的に同調しやすいのは、世の常。


「冷えは万病のもと」と言ってしまうと、さも、温めることこそが全ての治療の根幹であり、もっと言えば、特定の手段で温めることにより、

 

万病が予防できる、という荒唐無稽な論理に繋がる。

(恐れがある。)


だから、温める性質のある食物をたくさん摂ろうとか、あの手この手で温めまくって、とか、そういう短絡的な発想の健康法が後を絶たない。


以前、現代の難病である”アトピー性皮膚炎”の患者さんに対して、あれを飲めば治る、これを食べれば治る、というような、


”アトピービジネス”

 

と揶揄されるような問題が起こったことがあります。

 

(今でも少なからずあるか。)



こういった、困っている人の弱みに付け込んで、興味を引くこと自体が目標になったような、誤ったシンプル化は、大変危険だと思います。


(手段の目的化なのか、そもそもの目的が患者さんの健康ではなく、お金なのか。。。)



もちろんそれでも、一定の成果を生む可能性もあるでしょうが、被害を生む可能性も高いと思います。


「温める」って、ナニで?どこを??どうやって??どういう人に???


・・・で、それがその人の体にとって、どういう作用をもたらすの??

 

それはどうやって検証、評価するの??


そもそも、そこでいう「冷え」の原因てナニ??

 

疑問が無数に頭に浮かんできます。

 


東洋医学では、自覚的、他覚的にどこかが冷える、ということは、その部位における

1.気の停滞

2.気の不足

です。


・・・で、1.2.ともに、患者さんによって、病気によって、無数に原因がありますし、それに対する適切な東洋医学的な鑑別法もあります。


こういうことを考えずに、ただやみくもに物理的に温めたり、温める食材を摂ってても、かえって弊害を起こす可能性は高いのです。




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