東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「牡蠣」という生薬2

2018.03.27

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こんばんは 浅田です

 

 

 

前回、「牡蠣」の効能について書きました。

 

 

 

「牡蠣」という生薬

参照

 

 

 

せっかくなので、『神農本草経』も開いて「牡蠣」について調べてみました。

 

 

 

『神農本草経解説(森由雄)』には、

 

 

 

牡蠣.一名蠣蛤.味鹹平.生地澤.治傷寒寒熱.温瘧洒洒.驚恚怒氣.除拘緩鼠瘻.女子帯下赤白.久服強骨節.殺邪鬼.延年.

 

 

 

「牡蠣、一名蠣蛤(れいこう)。味は鹹平。池沢に生ず。傷寒、寒熱、温瘧などによりゾクゾクする病気、驚、恚、怒などの邪気による病を主治し、拘緩、鼠瘻、女子の赤白帯下を除く。久服すると骨節を強くし、邪気を殺し、年を延ばす。」

 

 

 

と書かれています。

 

 

 

※恚は、怒ること

 

 

※拘緩は、拘急緩縦の略で突っ張ったり、緩んだりする病

 

 

※鼠瘻は、頸部リンパ節結核

 

 

※赤白帯下は、血が混じった帯下

 

 

 

「牡蠣」は安神薬と言われているので、ポイントとなるのは、「驚、恚、怒などの邪気による病を主治し」というところです。

 

 

 

驚、恚、怒は七情を意味し、七情の変化は心神に影響を与えます。

 

 

 

驚、恚、怒などによる病を主治する」ということは、

 

 

 

七情の変化によって起こった病、心神が安定しないことで起こった病を、治すことができると考えることができます。

 

 

 

これらのことから、やはり「牡蠣」は、安神効果が高いのだと考えられます。

 

 

 

ストレス社会でオイスターバーが流行る理由は、これかもしれません。

 

 

 

 

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