東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「中脘」という経穴3

2018.07.10

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こんばんは 浅田です

 

 

 

今回は「中脘」が持つ要穴の意味について

 

 

 

前回までの話

 

「中脘」という経穴 「中脘」の位置、部位

 

「中脘」という経穴2 「中脘」の別名

 

参照

 

 

 

「中脘」は、“胃の募穴”であり、“腑会”でもあります。 

 

 

 

募穴の「募」には、「集まる」、「集約」、「広く求める」という意味があります。

 

 

 

募穴は、臓腑の気が多く集まる処で、全て陰の部(胸腹部)にあります。

 

 

 

従って、胃の募穴である「中脘」は、胃の腑の気が多く集まる処なのです。

 

 

 

 

腑会は、八会穴(骨会、髄会、筋会、脈会、気会、血会、臓会、腑会)の内の一つです。

 

 

 

八会穴は、骨、髄、筋、脈、気、血、臓、腑のそれぞれの気が集まる処です。

 

 

 

腑会である「中脘」は、腑の病を治す処、腑の反応が出る処なのです。

 

 

 

 

要穴の意味から考えても、「中脘」には胃の腑と密接な関係があることがわかります。

 

 

 

次回は、経絡の流注から「中脘」について考察していきます。

 

 

 

続く

 

 

 

「中脘」という経穴シリーズ 参考文献

・『中国針灸穴位通鑑』 王徳深著 青島出版

・『経穴解説』 藤本蓮風著 メディカルユーコン

・『臓腑経絡学』 藤本蓮風著 アルテミシア 

・『北辰会理論篇』 藤本蓮風、(一社)北辰会著 緑書房

・『体表観察学』 藤本蓮風著 緑書房

・『黄帝内経素問』 石田秀実監訳 東洋学術出版社

・『黄帝内経素問訳注』 家本誠一著 医道の日本

・『難経』 小曽戸丈夫訳 たにぐち書店

・『鍼灸大成』 浅野周訳 三和書籍

・『鍼灸甲乙経』 皇甫謐著 三和書籍

・『奇経八脈考』 李時珍著 東洋学術出版社

 

 

 

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