東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

相撲と東洋医学(その2)

2010.12.01

こんばんは、森岡です(^_^)

前回までのお話・・・

相撲と東洋医学(その1)

では続き行きます!!

古代日本では「円=天」とし、天に神霊の意があるとしました。

一方、「方(四角)=地」とし、地において神霊の意を引き継ぐとしていました。

これを、「天円地方思想」と言いいます。

この思想を引き継いだものの代表例として、古墳があります。

特に、「前方後円墳」は、その最たるものです。

また、天皇の即位式で使われる玉座(高御坐)は、上円下方墳です。

これは、天に昇った先王(代)の霊を、地において受け継ぐことを宣言する。

といった、まさに「天円地方思想」を、そのままかたどった様式で行われます。

また風水では、「天円地方」の地方をピックアップし形骸化したものでもあります。

そして、日本の国技、相撲もこの「天円地方思想」の影響を色濃く受けています。

相撲の土俵は、四角の土壇を造り、その上に俵で土俵となる円を造ります。

(もうお分かりですよね。)

この場合、天と地が離れず、一緒になっています。

ということは、天の神様が仮の姿として力士の肉体(地)を借り、勝負事を行っていたと考えられますよね。

ですから古来、相撲は天下泰平・子孫繁栄・五穀豊穣などを祈り、その土地の神様を鎮めるための「祭り事」として位置してきました。

そのような点から、相撲では勝ち負けより、相手を敬ったり、所作・礼儀の点に重きを置くことにも頷けます。

相撲は神事である所以です。

次回に続く。


愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ


清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

関連記事: 森岡相撲と東洋医学

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ