東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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試験問題

2010.12.11

こんばんは、松木です。

今日は久しぶりに教育関係のお話です。

以前お書きしましたように、私は「学び」のためには「分からないことを適切に言語化する」ということが重要だと思っています。

私の鍼灸学校における教育戦略(その3)


しかしこれが苦手な学生さんはたくさんいらっしゃいます。


そのため、私は今年度から定期試験に

「分からない箇所を質問せよ」

という問題を出しております。(これを問題といえるか分かりませんが。)


試験の一部のため当然配点もありますので、皆さん一生懸命質問を考えて下さいます。

しかし中には「何が分からないのかが分からない」という状態の方もいらっしゃいます。

そういう人の中には教科書の試験範囲を全部暗記して試験に挑む方もおられますが、ちょっと捻った問題にはとたんに解答できなくなってしまいます。

臨床で出会う患者さんの身体は、教科書と比較するとちょっとどころではないほど捻りが効いています。

教科書通りうまくいくというケースの方が圧倒的に少ないです。


この捻りの効いた情報にぶつかった際、「どこが分からないのかが適切に言語化する」という事ができれば、調べることも出来ますし、先輩に質問することも出来ます。


これは、私が清明院院長に教わってきたことです。


私は出来の悪い学生でしたが、このことを指導して頂いたおかげで、少しずつ出来るようになりました。


ですので、実体験から「どこが分からないのかが適切に言語化する」ことは、訓練で獲得可能な技術であると思っています。


学生の皆様にこれを習得していただくために、さらなる上達方法を考えつくまでは、「分からない箇所を質問せよ」を出題し続けようと思っています。




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