東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診に関して㉚(発汗の問診③)

2025.05.21

 

 

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こんばんは☆

 

 

 

吉澤です!

 

 

 

 

先週に引き続き、『汗』について書いていきます。

 

 

 

c.生理的な発汗と病理的な発汗

 

 

 

生理的な発汗と病理的な発汗を区別します。

 

 

 

 

生理的な発汗のメカニズムについて、五臓の生理と関連して総合的に説明していきます。

 

 

 

 

『素問』陰陽別論には「陽が陰に加うる、これを汗という。」とあり、

 

 

 

 

陽とは、体内の陽気のことであり、陰とは陰精や津液など、体内の有形のものを指します。

 

 

 

 

通常の生理的な状況においては、陰精や津液などの水液成分に陽気が作用してわずかに発汗させ、これによって生体内の環境の陰陽のバランスや相互の協調関係が維持されています。

 

 

 

1 )生理的な発汗

 

 

 

 

「気候が暑く、衣服を重ね着していると腠理が開いて汗が出る。気候が寒いと腠理が閉じ、気と水湿がめぐらず、水は下焦・膀胱において溜まり、小便となる」が基本となります。

 

 

 

 

排出すべき津液の分が二便で出きらない場合、汗として排出することがありますが、これも全体の津液の観点からみて「排出できている」とみれば生理になり、「二便で出し切れない」という観点からみれば病理でもあります。

 

 

 

 

2)病理的な発汗

 

 

 

 

最終的には腠理の開闔失調に至って起こるものを指します。

 

 

 

 

① 全身的な発汗異常 → 自汗、盗汗、戦汗、絶汗など

 

② 局所的な発汗異常 → 頭汗、手足汗、鼻汗、服汗、心汗、半身発汗など。

 

③ 汗の色が異常 → 黄汗、血汗

 

 

 

 

汗は、水液代謝の一つの役割をしめし、 三焦が関わっています。

 

 

 

また、『霊枢』経脈篇の、手少陽経脈病症に“汗出"とあり、 三焦経絡の失養により、衛気が傷られ汗が出る。

 

 

 

 

 

次週に続きます!

 
 
 

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房


 

 

 

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