東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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八綱陰陽

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は「八綱陰陽:はっこういんよう」について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

『素問』陰陽応象大論篇に「陰陽は天地の道」とあり、陰陽がすべてですよといった内容の記載がありますが、臨床ではどのように捉えて、活用すればよいのでしょうか?

 

 

 

張仲景の『傷寒雑病論』で初めて体系化され、弁証論治の原則が確立したとされています。

 

 

 

基本的には十問診とともに八綱陰陽弁証に沿って問診を進めていき、気血津液弁証、臓腑経絡弁証など、その他の弁証の鑑別を行っていきます。

 

 

 

八綱陰陽弁証を行うにあたり、表裏、寒熱、虚実の鑑別に役立つ問診項目は次の通りです。

 

 

 

①寒熱について問診し、表裏の鑑別、寒熱の鑑別を行います。

 

 

②飲食について問診し、虚実の鑑別、正気の状態をみます。

 

 

③口渇について問診し、裏における寒熱、虚実の鑑別を行う。

 

 

④汗について問診し、表における虚実の鑑別、裏における虚実の鑑別を行う。

 

 

⑤二便について問診し、寒熱、虚実の鑑別を行う。

 

 

 

以上の手順で、それぞれの項目に関して、ある程度の八綱陰陽弁証が弁別可能となります。

 

 

また、この八綱を正確に把握することが出来れば、患者さんを悪化させることなく安全に効果的に治療することが出来ます。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

間が空きましたが、続きです。

 

 

「陰陽」について簡単に説明しますと、森羅万象、世の中のあらゆるものを陰と陽に分けて、対立する関係を表したものです。様々のものを陰と陽で分類しました。

 

 

陰と陽は、独立して存在しているわけではなく、対立、あるいは協調しながら互いに作用しあい、その関係もたえず、変化しています。

 

 

そうして、1日の昼と夜の変化や、1年の四季の移り変わりからもわかるように陰陽が互いに制約しあい、バランスを取りながら変化し、片方に行き過ぎないようにしています。

 

 

人間の身体にも陰陽があって、そのバランスが崩れると、病が発生すると考えられています。

 

 

1日で考えると、真昼間に陽が最高潮になり、そこから徐々に陽の勢いが弱まっていき、逆に真夜中には陰が最高潮になります。

 

 

そして、夜明けが近づくにつれ、陰が徐々に弱くなり、再び陽の勢が強くなっていきます。

 

 

1年で考えると、冬至から夏至にむかって陽が長くなっていくのを「陽」、夏至から冬至にむかい陽が短くなっていくのが「陰」となります。

 

 

簡単ではありましたが、説明終了です。

 

 

では、一部をご紹介します。

 

 

陽=男、雄、太陽、昼、明、上、左、始、生、天、楽、阿

 

 

陰=女、雌、月、 夜、暗、下、右、吽、死、地、苦、吽

 

 

おや?ありますね。「阿」と「吽」が!!!!!!

 

 

比較的分かりやすいものを、挙げさせて頂きました。

 

 

ちょっと寄り道で、左右について簡単にではありますが、ご説明致します。

 

 

「左」が陽、「右」が陰なのは、南方を向いていると左側(東)から太陽が昇り(陽が強くなっていく)、右側(西)に太陽が沈んで行くということ(陽が弱り陰が強くなっていく)から由来しているそうです。

 

 

阿吽に関しても、ちゃんと理由があるようです。

 

 

口を開いて発する最初の音声である、「阿」は、仏教では物事の始まりを表す為、陽に分類されます。

 

 

対して、口を閉じて発する最後の音声である「吽」は、物事の終わりを表す為、陰に分類されます。

 

 

つまり、

 

 

本殿から見て左=陽→阿形

 

 

本殿から見て右=陰→吽形

 

 

となるわけです。

 

 

また、先ほどの一覧で考えていきますと

 

 

阿形の狛犬が雄。吽形の狛犬が雌。

 

 

という設定になります。

 

 

こんな設定があったなんて、知らなかったですよね。

 

 

狛犬、狛犬と言いますが、形は明らかに獅子ですしね。(笑)

 

 

なかなか、神社にお参りに行く機会はないかもしれませんが、

 

 

神社に立ち寄った際は、ぜひぜひ確認してみてください。

 

 

色々な発見がありますよ!!

 

 

 

 

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