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医療とホスピタリティ(その2)

2011.01.30

こんばんは、松木です。

前回の続きを書いていきます。

医療とホスピタリティ(その1)

昨今医療や教育の現場に、市場原理主義的、商取引モデル的な考え方を導入する動きがあります。

なぜなら、それは非常に効率のいい考え方だからです。

自由競争によって良いものが残り、悪いものは淘汰されるという考えは非常に効率の良いものです。

前回書きました「患者さま」という呼び名は、その事を表す一つだと思います。


これによってどのような事が起こることが考えられるかと申しますと、

「患者さま」「お客さま」であり、「医療機関」は医療サービスを売る「お店」ということになります。

そうすると「患者さま」「消費者的にふるまうこと」が大切だと思うようになります。

「消費者的にふるまう」とはどういうことかと言いますと、「最低の代価で、最高の商品を手に入れることをめざして行動する」ということです。

簡単に言うと「より良いものを、できるだけ安く買いたい」ということです。

この考えが、市場原理主義の自由競争における効率化に大きく関与しています。現に商取引というのはそういうものですよね。


そうすると、この考えが医療現場で行使されると、「患者としての義務を最低限にまで切り下げ、医療サービスを最大限まで要求する」

という行動になると考えられます。


この結果起こるのが、前回書きました「患者さま」という呼び名を使った結果であろうと「街場のメディア論」には書いてあります。


こう考えると、医療現場に市場原理主義的な、商取引モデル的な考え方を導入するのは少々問題があるのではないかと思ってきます。


医療現場に商取引モデル的な考えを導入するにあたって問題となることは他にもあります。

これについて次回は書いていこうと思います。


つづく



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