お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2010.12.24
こんばんは、松木です。
続きを書いていきます。
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その1)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その2)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その3)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その4)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その5)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その6)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その7)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その8)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その9)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その10)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その11)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その12)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その13)
長々と書いてきましたが、EBMについては本日で一旦終了しようと思います。
EBMについてまとめますと、
EBMが言っている「エビデンス(根拠)」というのは「臨床研究による実証報告」のことでした。
つまり、動物実験などではなく、実際の患者に治療を行った結果を「エビデンス」とします。
そして効果があったかどうかを判断する方法は、「統計学」によって行います。
詳しくは
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その2)
「臨床研究による実証報告」を作るためには研究が必要ですが、EBMでは研究の方法によって、エビデンスの信頼度に差を設けています。
最も信頼されている研究は、「無作為化比較試験(RCT)」で、さらに「二重盲検法(ダブルブラインド)」によって行われているものです。
詳しくは
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その4)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その5)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その6)
また、臨床では、診断、治療、予後、など問題となるものが多数存在します。
これらの問題点に応じて、最適な研究を行うことも必要です。
詳しくは
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その12)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その13)
簡単にまとめると、こんな感じです。
そしてEBMをさらに理解するためには、「統計学」の理解が必要になります。
これについては、いずれこのブログで書くかもしれません。
EBMについて、長らくのお付き合いありがとうございました。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2024.03.28
譫語(せんご)とは④2024.03.27
腰痛とは⑦2024.03.26
譫語(せんご)とは③2024.03.25
卒業式2024.03.24
術後の悪心嘔吐(PONV)と鍼灸②2024.03.23
春分2024.03.22
2023年度卒業式2024.03.21
譫語(せんご)とは②2024.03.20
腰痛とは⑥2024.03.19
譫語(せんご)とは①2024.03.18
気の病㉙2024.03.17
術後悪心嘔吐(PONV)と鍼灸2024.03.16
風邪⑥2024.03.15
勉強の方法2024.03.14
五色帯(ごしきたい)とは②2024.03.13
腰痛とは⑤2024.03.12
五色帯(ごしきたい)とは①2024.03.11
気の病㉘2024.03.10
季節性アレルギー性鼻炎と鍼灸②2024.03.09
啓蟄2024.03.08
見極め2024.03.07
赤白帯(せきはくたい)とは2024.03.06
腰痛とは④2024.03.05
黄帯(おうたい)とは2024.03.04
肉体改造2024.03.03
季節性アレルギー性鼻炎と鍼灸①2024.03.02
風邪⑤2024.03.01
2023国家試験2024.02.29
白帯(はくたい)とは③2024.02.28
腰痛とは③2024.02.27
白帯(はくたい)とは②2024.02.26
スタッフ募集2024.02.25
慢性疼痛と鍼灸2024.02.24
風邪④2024.02.23
体験は大事2024.02.22
白帯(はくたい)とは①2024.02.21
腰痛とは②2024.02.20
少気(しょうき)とは③2024.02.19
チョコレート2024.02.18
線維筋痛症と鍼灸⑦2024.02.17
風邪③2024.02.16
再試前補習2024.02.15
少気(しょうき)とは②2024.02.14
腰痛とは2024.02.13
少気(しょうき)とは①2024.02.12
2024年順雪会2024.02.11
線維筋痛症と鍼灸⑥2024.02.10
風邪②2024.02.09
2023臨床実習報告会2024.02.08
小便頻数(しょうべんひんさく)とは③
初めまして。過去の記事ですが、非常に分かりやすくまとめられており、一気に読ませていただきました。
大学時代、卒論を書くにあたってEBMに悩まされたことを思い出しました(笑)
私は腰痛をテーマとしていましたが、当時は「腰痛になる原因なんて人それぞれやないか!症例報告の何が悪い!」と教授を恨んでいました(笑)
西洋医学では「いつどこで誰に対しても○○をすれば△△になる」というのが重要視されています。その理由も分かります。
しかし、人は一人一人違います(傾向ごとの類型化は出来るかもしれませんが)。EBMをあまりに重視していては真のオーダーメイド医療は実現できないのではないか、と思います。
というか、こんなに古い記事に対するコメントは見ていただけるのでしょうか…
コメントありがとうございます。
過去の記事あっても勿論拝見しておりますので、お気軽にコメントして頂ければと思います。
ぐっちさんの仰る通り、EBMは非常によく出来たシステムだと思いますが、当然万能ではないと私も思います。
ハーバード大学で鍼灸の研究をしておられるKaptchuk博士も対談のなかで「科学は集団に対しては有力であるが、個人には万能でない」というような内容の話をされていました。
集団に対する有効性を探求するという姿勢は勿論大切だと思います。
しかし、一人の鍼灸師として一人の患者さんと対峙するとき、集団に対する理解だけでは太刀打ちできないことが多々あると思います。
そのような状況を打開するために、東洋医学は大変有用なツールとなる学問だと私は考えております。
誤解を恐れず申しますと、チェーン展開している飲食店と、個人でこだわりを持ってやっておられる飲食店のような違いがあるような気が私個人は感じております。
どちらも我々の生活に必要だと私は感じております。
双方の役割を理解したうえで、上手に運用していけるのが理想ではないかなと思っております。