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「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その6)

2010.12.06

こんばんは、松木です。

続きを書いていきます。

「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その1)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その2)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その3)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その4)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その5)


本日は、単盲検法、二重盲検法について書いて行きます。

前回も書いた通り、実験においてはなるべくプラセボ効果やバイアスが関与しない状態で行いたいわけです。

プラセボに関しては、患者自身が治療をされたのか、されていないのか分からないようにしておけば防げます。

これを単盲検法(シングルブラインドテスト)と言います。

例えば、頭痛薬と、砂糖のどちらかを患者に投与して、頭痛薬の効果を調べたいとします。

砂糖は「なにも治療していない群」と考えます。

この時、患者自身が頭痛薬を飲んだのか、砂糖を飲んだのか分からないようにして服用してもらうと、プラセボではない純粋な薬の効果が分かりやすくなります。

しかしこの場合は、投与する治療者は誰が頭痛薬を飲んで、誰が砂糖を飲んだか知っています。

そうすると、バイアスの問題は解決していません。


そこで、投与する治療者も誰がどちらを服用したか分からないようにするのが二重盲検法(ダブルブラインドテスト)です。

この方法では、患者は薬を飲んだのか、砂糖を飲んだのか分からず、治療者も誰が薬を飲み、誰が砂糖を飲んだのか分かりません。

この方法ですと、プラセボ効果やバイアスを除いた治療効果を求めやすい実験方法ということになります。



しかしここで問題があります。

投薬での実験ですと、これら盲検法は行いやすいです。

しかし、我々が行うような鍼灸やマッサージなどは、治療者が直接患者に触れることによって治療します。

ということは、盲検法での実験がとても難しいということです。

このあたりが、鍼灸やマッサージのエビデンスがなかなか集まらない大きな要因の一つであると思います。


ではこの話はこのぐらいにして、次回はコホート(追跡)研究について書いていきたいと思います。


つづく



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