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「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その5)

2010.12.05

こんばんは、松木です。

前回の続きを書いていきます。

「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その1)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その2)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その3)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その4)

その5までやって参りました。

「科学について」から数えると13記事目になります。

なぜこのことについて長々とお話しているかと言いますと、我々は東洋医学の良さを多くの人に知ってもらいたい、と日々思っています。

そして、現在の日本の医学の主役は、科学哲学からなる西洋医学です。

西洋医学が主役の世の中に対して、東洋医学の良さを知ってもらうためには、東洋医学の、西洋医学にない良さを我々自身が知っておく必要があります。

そのためには、西洋医学がどんな方法で発展しているかについて知っておくことは不可欠だと思います。

要は、海外旅行に行くと、日本のいいところ悪いところがよく分かる、というような感じですかね。

そんな心持ちで書いている次第であります。




では本題に入ります。

「プラセボ効果」というのは、治療してもらったから楽になった気がするというような心理的な治療効果のことです。

臨床的にはこの効果を最大限発揮できたほうが、治療効果が上がるためよいと思いますが、

実験となると、心理効果以外の効果を知りたいわけですから、このプラセボ効果が出来る限り生じないようにしたいわけです。


また、その実験では誰かが効果を判定しなくてはいけません。

もしその実験を判定している人が、「この治療法が有効であるというエビデンスを作りたい」と強く思っていると、冷静に判定しているつもりでも、
ついつい自分の都合の良いように判定してしまうかもしれません。(人間ってそういうもんですよね)

これを「バイアス(偏り)」と言います。


このようなことで実験結果に疑いが生じにくいように、単盲検法、二重盲検法という手法を使います。

これについて、次回は書いていきます。


つづく



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