東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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科学について(その4)

2010.11.10

こんばんは、松木です。

前回の続きを書いていきます。

科学について(その1)
科学について(その2)
科学について(その3)

・帰納主義の問題点

帰納主義というのはつまり、「多くのデータを取って、そこから正確な法則を発見しましょう」というものだと言えます。

これは今日の、「実験を通じて真実を探求していく」 という科学の方法論そのものと言っていいかもしれません。


しかしこれには問題があります。

前回あげた例で言いますと、「カラスは黒い」という事を調べるに当たって、全てのカラスを調べることは原理的に不可能です。

なぜなら、現存するカラス以外にも、過去生きていたカラスや、これから生まれてくるであろうカラスもいるわけです。

もしかしたら、その中に黒ではないカラスがいるかもしれません。

となると、どこまで調べていっても「絶対に正しい」とは言えないわけです。

カラスの例だけだと分かりにくいかもしれませんが、これは全てのことに当てはまります。


つまり、いくら正確なデータをたくさん集めても「絶対に〇〇である」とは言えないということです。

帰納主義についての問題点はまだあるのですが、この辺りにしておきます。

とにかく、このように考えていくと、普遍的原理を指し示しているかのように見える「科学」は、あくまで「仮説」である、ということになります。


では科学の定義とは何なのか?

次回は「反証主義」について書いていきたいと思います。


つづく



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