東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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臓腑弁証―肝の病証

2025.09.25

 

 

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こんばんは、三鬼です。

 

 

 

今回は肝の病証について書きます。

 

 

 

肝の病証は、肝の疏泄機能と蔵血機能の失調により生じます。

 

 

 

主な証には肝気鬱結・肝火上炎・肝陽上亢・肝風内動・肝血虚などがあります。

 

 

 

肝気鬱結は、情志の抑鬱により肝の疏泄機能が失調した病証です。

 

 

 

精神抑鬱・胸脇部の脹痛・ため息・咽喉部の異物感などが主症状です。

 

 

 

女性では月経不順や乳房脹痛を伴います。

 

 

 

舌質は正常または暗紅、脈は弦です。

 

 

 

肝火上炎は、肝気鬱結が化火したり、情志の過激により生じます。

 

 

 

頭痛・目の充血・顔面紅潮・怒りっぽい・口苦・耳鳴りなどが特徴です。

 

 

 

重症では吐血や鼻血が見られます。

 

 

 

舌質は紅で苔は黄、脈は弦数です。

 

 

 

肝陽上亢は、肝腎陰虚を基礎として肝陽が上昇した病証です。

 

 

 

眩暈・頭痛・耳鳴り・顔面紅潮・腰膝のだるさなどを呈します。

 

 

 

舌質は紅、脈は弦細数です。

 

 

 

肝風内動は、肝陽上亢や高熱により生じる動揺性の病証です。

 

 

 

四肢の震え・痙攣・眩暈・卒倒などが見られます。

 

 

 

肝血虚は、顔色が白い・目のかすみ・爪の色が淡い・月経量少・四肢のしびれなどを呈します。

 

 

 

舌質は淡、脈は細です。

 

 

 

【参考文献】

東洋療法学校協会 編;教科書検討小委員会 著.新版 東洋医学概論.医道の日本社;2023

 

 

 

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