東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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脈診の基礎

2025.09.04

 

 

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こんばんは、三鬼です。

 

 

 

今回は切診の中心となる脈診について書きます。

 

 

 

脈診は橈骨動脈の寸口部で脈拍を触診し、その位置・数・形・勢から病証を判断する診察法です。

 

 

 

脈診は「独取寸口」といい、手首の寸口部のみで全身の状態を把握します。

 

 

 

寸口は寸・関・尺の三部に分けられます。

 

 

 

寸部は上焦(心肺)、関部は中焦(脾胃肝胆)、尺部は下焦(腎)に対応します。

 

 

 

診脈時には浮・中・沈の三部の深さで按圧し、脈状を観察します。

 

 

 

正常な脈は「平脈」と呼ばれ、不浮不沈で、四季に応じてやや変化し、柔和でリズムが整っています。

 

 

 

一呼吸に四至ないし五至の速度です。

 

 

 

病的な脈状は二十八脈に分類されます。

 

 

 

頻度の高いものとして、浮脈・沈脈・遅脈・数脈・虚脈・実脈などがあります。

 

 

 

浮脈は軽く按じると触れるが、強く按じると弱くなる脈で、表証を示します。

 

 

 

沈脈は深く按じてようやく触れる脈で、裏証を示します。

 

 

 

遅脈は一呼吸に三至以下の遅い脈で寒証を、数脈は一呼吸に六至以上の速い脈で熱証を示します。

 

 

 

虚脈は無力な脈で虚証を、実脈は力強い脈で実証を示します。

 

 

 

複数の脈状が組み合わさることもあります。

 

 

 

【参考文献】

東洋療法学校協会 編;教科書検討小委員会 著.新版 東洋医学概論.医道の日本社;2023

 

 

 

 

 
 
 

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