東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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臓腑弁証―心の病証

2025.10.02

 

 

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こんばんは、三鬼です。

 

 

 

今回は心の病証について書きます。

 

 

 

心の病証は、心の神明を主る機能と血脈を主る機能の失調により生じます。

 

 

 

主な証には心気虚・心血虚・心陽虚・心陰虚・心火亢盛などがあります。

 

 

 

心気虚は、心気の不足による病証です。

 

 

 

動悸・息切れ・胸悶・自汗・疲労感などが主症状です。

 

 

 

労作により症状が増悪します。

 

 

 

舌質は淡、脈は虚弱または結代です。

 

 

 

心血虚は、心血の不足による病証です。

 

 

 

動悸・不眠・多夢・健忘・顔色が白いなどの症状を呈します。

 

 

 

舌質は淡、脈は細弱です。

 

 

 

心気虚と心血虚は併発することが多く、心気血両虚となります。

 

 

 

心陽虚は、心気虚が進行して陽気が虚した状態です。

 

 

 

心気虚の症状に加えて、畏寒・四肢の冷え・顔色が白く光沢がないなどの陽虚症状を呈します。

 

 

 

重症では胸痛や唇の紫色が見られます。

 

 

 

舌質は淡胖で苔は白、脈は沈遅無力です。

 

 

 

心陰虚は、心陰の不足による病証です。

 

 

 

動悸・不眠・寝汗・五心煩熱・口渇などを呈します。

 

 

 

舌質は紅で苔は少ない、脈は細数です。

 

 

 

心火亢盛は、情志の過激や陰虚による虚火の上炎により生じます。

 

 

 

煩躁・不眠・顔面紅潮・口渇・舌の痛み・口内炎などが特徴です。

 

 

 

舌尖が紅く、脈は数です。

 

 

 

【参考文献】

東洋療法学校協会 編;教科書検討小委員会 著.新版 東洋医学概論.医道の日本社;2023

 

 

 

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