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2012.01.02
新年あけましておめでとうございます!
みなさま年末年始はいかがお過ごしでしょうか。
わたしは実家でのんびりすごしていました。
家族とゆっくりしつつ、昨年より積読状態だった本を読む、充実した時間。
本日は面白かった本を紹介します。瀧本 哲史著 『武器としての決断思考』(星海社新書) です。
東大×京大×マッキンゼー式・決断の技術! 教室から生徒があふれる京大の人気授業「瀧本哲史の意思決定論」を1冊に凝縮。
という触れ込みで、本屋さんで平積みされていました。
中身は論理的思考のトレーニングに有用なディベートの解説~練習帳のような作り。
「ディベート」というと、「小学校のときやった!二手に分かれて相手を論破するやつ!」というイメージが私の中にはあったのですが。
大間違いでした![]()
本来のディベートは一つのテーマに対して相反する二手の主張に分かれ、それぞれが自分の主張を論理的に審判に伝え、第3者である審判が両者の「論理性」という一点で判定を下すものだそうです。
恥ずかしながら議論というと「ことばでけんかする」ようなイメージがあったので、主張が正しいか、反論したり検証したりすることで、論理性が高まるんだ、という考えは目からうろこでした。
ディベートの手法はかなりシンプルな「論理的に考える」トレーニングですが、積み重ねていけばふだん鍼灸の現場で診断~治療の段階で用いる「弁証論治」のトレーニングにもなりそうです。
2011年12月に開催されました(社)北辰会関東支部15周年記念特別講演会のとき、代表実技での質疑応答の場で、あれだけ臨床経験豊富な藤本蓮風先生が学生からの質問を受けて「わたしが言ったからそうなんだ、と思ったらいけない。有名な本に書いてあるから項なんだ、と鵜呑みにしたらいけない。自分で実験すること、そうやってひとつひとつ自分の身につけていかなあかんよ」
とおっしゃっていたのがいちばんインパクトに残っているのですが、
反証する、人の言うことを鵜呑みにしない、自分で「これは、正しいか?」と考える
方法論とまたひとつ出会えて、新年早々ラッキーでした![]()
わかりやすく解説されているので「論理的に考えるって、どういうことかよくわからないな?」というかたにはおすすめです![]()
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