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こんばんは。齋藤です。
暑い日が続きますね。
こんな暑い夏の日に耳に入ってくる音と言えば、セミの鳴き声!なんですが、他にもありますよね。
そう、夏の風物詩、風鈴です!
今回は、風鈴について書いていこうと思います。
風鈴の起源は日本ではなく、実は中国で、占いの道具と使用されていました。
竹林に持っていき、音の鳴り方や、風の向きによって物事の吉凶を決めており、風鈴ではなく占風鐸(せんぷうたく)と呼ばれていました。
なんかかっこいいですよね。
風鈴を使用した占いなんて興味津々ですね。
一回占ってもらいたいです。
日本には、仏教と共に伝来したとされており、風鈴ではなく、風鐸(ふうたく)として伝わったそうです。
当時は現在の様な夏の風物詩ではなく、お寺などで厄除けや魔除けとして使用されていました。
お寺の屋根の四隅にぶら下がっている、青銅の鐘みたいなやつです。
わかりますかね?
なぜ、占いの道具が厄除けや魔除けになってしまったのでしょうか。笑
そんな風鐸が現在のガラス製の風鈴として登場するのは、江戸時代になってからです。
現在の風鈴は、百円ショップで購入できてしまいますが、登場当初の江戸時代では、現在のお金に換算すると300万もしたそうです!
江戸時代にタイムスリップして売りさばきたいですね。笑
当時は、その金額から庶民は購入することができず、大名などが珍品として崇め、風琴と呼ばれていたそうです。
今の日本も暑いですが、冷房や扇風機のない江戸時代の日本も暑かったようです。
そんな中、いかに暑い夏を涼しく過ごすかを考えていく中で、生まれたのが風鈴です。
風鈴の音色を耳で聴き、風が吹いていることを感じ、涼しいと脳がイメージすることで、より涼しく感じることができるそうです。
逆にセミの声は聴いていると、夏を実感するあまり、なんだかやたら暑く感じてしまいますもんね。
そんな風鈴にも江戸風鈴や南部風鈴など色々な種類があり、音色も違うようなので、ぜひ調べてみてください。(室内用の風鈴もあったりしますよ!)
まだまだ暑い日が続きますが、風鈴の音を聴いて、少しでも暑さを凌いでいきましょう!
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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
現在の様な成人式が行われる様になったのが、戦後のことです。
どこで成人式が始まったというと、1946年に埼玉県蕨市で始まったと言われています。
この蕨市で行われた青年祭が全国に広まり、1月15日が成人の日と制定されました。
しかし、ハッピーマンデー法により、成人式は1月の第2月曜日と定められ現在の形となりました。
ただ、地域によっては夏や春に行われる地域もありますので、内容共々地域性があるようです。
私は埼玉県出身なので、蕨市が発祥の地と知り非常に嬉しいです。
ちなみに蕨市は、人口密度日本一の市でもあります。
成人式の服装ですが、男性はスーツ、女性は振袖が現在の定番となっていますが、なぜ、女性は振袖を着るのでしょうか?
振袖の長い袖をふる仕草が、魔を祓う、厄除けになると思われていたそうです。
子供が病気や厄に取り憑かれない様にという願いを込めて振袖を着せていたそうです。
最近は花魁(おいらん)みたいな振袖をきている人も増えてきていますが、、、、、、、、。
色々と書いてきましたが、思っていた以上に歴史が深いですね。
ちなみに、「素問・上古天真論」には、12歳〜16歳はどの様な年齢として考えられているのでしょうか?
二七而天癸至、任脈通、大衝脈盛、月事以時下。故有子。
十四歳になると、天癸が発育・成熟し、任脈はのびやかに通じ、太衝の脈は旺盛になって、月経が時に応じて巡ってきます。だから子供を産むことができると書いてあります。
二八腎気盛、天癸至、精気溢写、陰陽和。故能有子。
十六歳になると、腎気が旺盛になり、天癸は発育して成熟し、精気が充満して、射精することができ、男女和合して子を産むことができると書いてあります。
要は、女性は十四歳になると、男性は十六歳になると子供を作れる状態になりますよと書いてあります。
上記から推測すると、子供が作れるようになったので、元服しましょうということだったのでしょうか?
昔は、今と違って家名の存続が第一でしたし、子供の死亡率が高かったですからね。
この様に色々な歴史がある成人式。
お酒を飲んで友達と楽しむ事も良いですが、ここまで育ててくれた両親に感謝の心を忘れずに!!!
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 東洋学術出版
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