東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風邪に鍼灸⑨

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こんばんは。上村です。

 

 

 

前回は、風邪の予防法ついて書きました。

 

 

 

風邪に鍼灸⑧ 参照

 
 
 
 
 今回は、続きを書いていきます。
 
 
 
 
外邪の侵入には、人体の抗病力と密接な関係があります。
 
 
 
 
 
正気が不足すると抗病力が弱まったり、睡眠不足や、普段の生活の不節制、身体の疲労が強いと衛気がうつろになり外邪の侵入を容易にしてしまい、風邪をひきやすくなってしまいます。
 
 
 
 
 
衛気について  院長ブログ 参照
 
 
 
 
 
予防としては、規則正しい生活をして、睡眠をしっかりとって、身体の疲労をとる、過度な飲食や飲酒を控えて、胃腸に負担をかけすぎないことが大切だといえます。
 
 
 
 
 
 また、生来の体質とも関係してきます。
 
 
 
 
 
例えば、陽虚体質の場合は風寒を、陰虚の場合は風熱や燥熱を感受しやすいといわれています。
 
 
 
 
陽虚とは、身体を温める作用が低下している状態で、元気がなかったり、食欲不振、四肢が冷えやすく、寒がり、寒冷を嫌うなどの症状があります。
 
 
 
 
 
陰虚とは、身体を潤す作用が低下している状態で、口渇、咽、口唇、皮膚の乾燥。便秘や便が硬いなどの症状があります。
 
 
 
 
 
普段から自分はどんな時に体調を崩しやすいか考えてみると、自分にあった養生ができると思います。
 
 
 
 
 
運動を行うことは、年齢や体質に関係なく身体を鍛錬し、外邪に抵抗する力を増強するのに役立つので、おすすめです。
 
 
 
 
 
 
 
 

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こんばんは、松田です☆”

 

 

 

寒いのでなかなかすぐに起きられなくなっていますが、起きてすぐストレッチして体と頭を起こしてから動くようにしています。

 

 

 

 

風邪を引いたり、お腹を壊したり、腰を痛めたり、何か症状が出た時に患者さんから「気を付けていたんですけどね」という言葉をたまに聞きます。

 

 

 

 

先日も風邪を引いた患者さんが言っていましたが、その患者さんは冷えると風邪を引いたり、下痢をしたり、肩が凝ったりする方で、寒くなってくる時期から冷え対策はしっかりされていました。

 

 

 

 

しかし、今回風邪を引いた1週間前、いつもよりとても寒い日(本人も寒いと感じていた日)に入浴後にいつも通りの服装で、寝る時も寒いこの時期はいつも湯たんぽや羽毛布団など真冬の寝具一式にしているはずですが、入浴後だから大丈夫だろうと思いしておらず、寝ている時に寒気がして風邪を引いてしまったという事でした。

 

 

 

 

他にも日頃から食べ過ぎると下痢をする人が飲み会に行って食べ過ぎたり、体力を消耗すると腰痛が起こる人が休憩をせずに長時間歩く(運動)など、こうすると体調が悪くなると分かっているけどついその行為をしてしまうという事はあります。

 

 

 

 

日頃から治療をして調子が良かったり、養生をして調子が良くても、高を括らず、いつもより体に負担がかかる環境にいること、行為をすることが分かっている場合はいつも以上に気を付ける必要があると思います。

 

 

 

 

分かっていてもつい大丈夫だろうと思ってしまう事は誰にでもあることだと思います。

 

 

 

 

今回、治療後に日常生活上の注意事項を伝える重要性を改めて感じました。

 

 

 

 

今後も症状が出ないあるいは悪化しないように注意事項を伝えつつ、止むを得ず負担がかかることをする場合は、その人に合った対処法をしっかりとお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

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