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こんばんは。齋藤です。
あっという間に8月中旬になりましたね。
時が経つのは早いです。
そろそろお盆を迎えますね。
今年もコロナの影響もあり、帰省せず自宅で過ごす方も多いかと思います。
私の両親の実家は山形県で、高校生くらいまでは毎年山形に家族で帰省していました。
山形には、米沢牛を始め、米、蕎麦、芋煮、さくらんぼ、スイカ、玉蒟蒻、ラフランスなどなど、色々と美味しい物があり、過食してお腹を壊していた記憶があります。
ちなみ、唯一の食わず嫌いの、「イナゴの佃煮」に出会ったのも、山形でした。(笑)
その中で特に大好物だったのが、「鯉の甘煮」です。
埼玉に住んでいると、鯉を食べるという習慣が全くなく、抵抗がある方も多いかと思いますが、両親の実家の地域では、年末年始、冠婚葬祭などでよく出てきます。
どんな料理かというと、輪切りにされた鯉を、甘いたれで煮込んだものです。
まぁ、これが非常においしく、ご飯にあうんです。
卵もあるのですが、これがまたおいしい。
大人になってから、両親が帰省する際に、買ってきてもらう物ランキング常に1位でした。
ちなみに、発祥地は米沢などの内陸地域で、水産資源が乏しいため滋養のある食材を確保するために、鯉の養殖を始めたのが、きっかけみたいです。
ふと、ニュースを見ていて、この様な事を思い出したので、鯉について、東洋医学的にどのような効能があるか、書いていこうと思います。
参考サイト
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こんばんは。齋藤です。
梅雨真っ盛り。
急に雨が降り始めると、合羽を着るかどうか、非常に悩みます。
すぐ止むかな?止まないかな?という事を考え、止む方に賭けて止んだ時の気持ち良さは、非常に良いものです。
それでは前回の続きです。
これまでのブログはこちら。
前回の話はコチラ。
今回から、湿邪について書いていこうと思います。
湿は、自然界の水湿の気であり、長夏の主気です。
発病時期は長夏に多く、水遊び、雨に濡れる、低地や湿地での居住、水中作業、汗をかいて湿るといった状況でも、湿邪の影響を受けて、発病することがあります。
簡単に考えると、雨=湿でいいと思います。
雨が盛んな時期というと、梅雨がすぐに挙げられると思いますが、五月後半から七月上旬の期間だけではなく、春に菜種梅雨や、秋雨など、雨の多い時期があります。
また、この時期の雨と冬の雨では性質が変わってきますし、冬の日本海側の降雪時や盆地などでは寒湿邪として生じやすく、その時期や土地を考慮する必要があります。
その為、引っ越した先が河川や湖の側や、半地下の様な場所だった場合、湿邪の影響を受けやすいと考えられています。
この様に、環境や時節を含めて体調の変化を考察することが大事になってくると思います。
参考文献
『中医学ってなんだろう』著:小金井信弘 (東洋学術出版)
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房)
『中医弁証学』著:兵頭明、 柯雪帆 (東洋学術出版)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
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