東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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小満

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

だいぶ暑くなってきましたね。

 

 

 

水分補給や室温管理には十分気を付けてください。

 

 

 

そんな暑い日が続く今日この頃ですが、本日5月21日に小満を迎えました。

 

 

 

期間は、5月21月~6月6日までで、立春から数えて8つ目にあたります。

 

 

 

「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と暦便覧に記載されているように、陽気が良くなり、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから、この時期を小満と言います。

 

 

 

自転車で往診をしていると、だいぶ新緑が増えてきたなぁと実感します。

 

 

 

暑くなければ気持ち良いんですけどね、、、、

 

 

 

また、西日本では田植えの準備を始める頃で、動物や植物にも活気があふれます。

 

 

 

秋にまいた麦の穂が付くころで安心する(少し満足する)という意味もあります。

 

 

 

だから小満なんですね。

 

 

 

大変満足するのではなく、少し満足するあたりに日本人らしさを感じてしまいますね。

 

 

 

この小満を七十二候で見ると3つにわけられます。

 

 

 

初候:蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)5月21日頃

 

 

 

蚕が桑の葉を盛んに食べだす頃で、蚕がつむいだ繭が美しい絹糸になります。

 

 

 

昔は養蚕が盛んでしたからね。

 

 

 

生糸の原料である蚕が元気よく動き出すことは、とても重要なことなんですね。

 

 

 

次候:紅花栄(べにばなさかう)5月26日頃

 

 

 

紅花の花が咲きほこる頃。紅花は染料や口紅になり、珍重されました。

 

 

 

口紅は、今も昔も女性の必須アイテムですね!

 

 

 

末候:麦秋至(むぎのときいたる)5月31日頃

 

 

 

麦の穂が実り始める頃で、秋は実りの季節を表し、穂を揺らす風は麦の秋風を表します。

 

 

 

昔は二毛作を行っており、秋に植えた麦をこの時期に収穫していたんですね。

 

 

 

学校で習いましたね。二毛作!

 

 

 

この様に、今も盛んな産業もありますが、残念なことに衰退してしまっている産業もありますね。

 

 

 

その中でも、現在までに受け継がれているものもあるので、しっかりと後世に受け継いでいきたいですね。

 

 

 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

5月も中旬になり、段々と夏を思わせる様な日が出てきました。

 

 

 

 

昨年はあまり晴れが続かない夏でしたが、今年の夏は夏らしい夏になるのでしょうか。

 

 

 

 

せっかくの夏なので、思いっきり夏らしい夏が待ち遠しいですね。

 

 

 

 

ただ夏の前にはあの憎き梅雨がやってきます(泣)。

 

 

 

 

どうも梅雨の季節に調子が悪いという人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

そんな梅雨を前にしてかどうかは定かではありませんが、頻尿や下痢などといった水分代謝のトラブルと思われる症状の患者さんが多くみられる様な気がします。

 

 

 

 

そんな中で、全身もしくは局所のむくみといった症状をよく目にします。

 

 

 

 

※むくみについて関連ブログ

 

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むくみとは全身あるいは局部的に浮腫み、指で押さえると陥凹してなかなか戻らないものを「浮腫」と言います。

 

 

 

 

特に良くみられるのが、四肢の浮腫で、四肢すべてが同時に腫れたり、上肢のみ、あるいは下肢のみが腫脹したり、両側、あるいは片側のみ腫れたり、表れる症状は様々です。

 

 

 

 

「症状による中医診断と治療上巻」には、四肢腫脹として以下の病症が記載されています。

 

 

 

 

1、湿熱蘊結

 

2、気滞肌表

 

3、寒湿凝滞

 

4、気虚血瘀

 

 

 

 

四肢腫脹には寒熱・虚実の区別があり、病因として風寒湿邪に関連するものが多くあります。

 

 

 

 

続く・・・

 

 

 

 

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