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こんばんは、永井です。
蒸し蒸しする日が増えてきましたね。
今回は火邪についてです。
火熱は一般的には夏の季節に盛んですが、
火は陽邪です。
また、火は六淫のひとつですが、
六気は全て火に従化しうるの説の通り、
性質は昇騰炎上です。上逆の勢いと炎上する性質を持っています。
火は炎熱のようにものを焼きます。
症状としては、高熱、煩渇、顔と眼の紅潮、舌は紅、脈は洪
火は炎上、上へ向かうため、
肝胆の火が衝き上げると、顔面紅潮、目の充血、口苦
胃火が燃え上がると歯肉の腫れ、痛み等の症状が出てきます。
また、火邪は陰津を消耗しやすい特徴があります。
火が盛んになると、必然的に津液を焼くか外泄させます。
そして、津液と共に気も消耗します。
通常火は気を発生させますが、
症状としては、発熱、倦怠感、精神疲労、無気力、
次回へ続きます。
参考文献
『基礎中医学』 編者:神戸中医学研究所
『中医病因病機学論』 主編:宋 鷺冰
『中医弁証論』 編著 柯 雪 帆
『内経気象学入門』 著者: 橋本 浩一
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こんばんは。松田です☆″
昨日は、湿気は変わらずですが、気温がやや低くいつもよりは過ごしやすく感じました。
こういう時は寝冷えしないように気を付けないといけないですね。
先日、同僚の教員がのどの痛みと咳があり辛そうでした。
ちょうど教務室でその話をしていた時に、学生が次の授業の準備を聞きに来ました。
その日の授業では、東洋医学的な治療の練習をする予定だったので、これは良い機会だなと思い、その教員の治療を学生にやらせてみることにしました。
症状の状態、経過、脈診、舌診、腹診、病態、その状態にあったツボをそれぞれ考えてもらい、鍼をする場所や刺し方は私が指示して学生が治療をしました。
結果としては、のどの痛みが取れ、咳は残りましたが、翌日には半分以下まで治まっていました。
結果も良かったのですが、学生としては、治療前後の脈診・舌診・腹診の変化や病態を考えることがかなり勉強になったようですね。
学生からは、「貴重な経験をありがとうございました」と感謝の言葉がありました。
数名の学生が参加しましたが、治療に参加した学生は、東洋医学に強い興味を持っている学生だったので、その後も色んな質問をして疑問を解消していました。
おそらく普段の授業よりも真剣に何とかしなきゃという気持ちで頑張っていたと思います。(表情を見ていても真剣さを感じました。)
また、クラスメイト同士でやっている時よりも、こういう緊張した状況で考えたり、実際に治療したりする方がかなりの成長につながると思うので、たまたまですがやって良かったなと思いました。
教員に治療をする機会はなかなかないので、今後も学生のスキルアップのために、こういう機会を設けられたら良いなと思いました。
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