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こんばんは、松田です☆”
昼間暖かく、夜は若干寝苦しく、そして朝は寒い。
暑くて毛穴が開いているところに、秋の冷たい風、風邪を引きやすいので羽織物を持っておくなど工夫が必要ですね。
先日、日本東方医学会の「次のステップをめざす中医学研修講座」というセミナーに行ってきました。
内容は、東洋医学センターの戴静徳先生による中医学の痰、湿、瘀血、糖、脂代謝についてでした。
まず、テーマについての中医学における概念と病気のメカニズムを基礎的な解釈で分かりやすく説明して頂きました。
そして、基礎知識を踏まえた上で、先生のテーマに沿った臨床の症例解説(今回は心筋梗塞、高脂血症、糖尿病、脂肪肝)をして頂きました。
先生は鍼灸治療もされておりますが、今回は漢方処方による症例でした。
先生の処方は、弁証に則した処方になっており、解説を聞いていて、印象としては非常に自信をもってスマートにそして緻密に計算された処方だなと思いました。
なぜなら、別々の病態の患者さんで同じ漢方薬を使用していても、一方では血を補う生薬、胃腸の働きを助ける生薬を加えていたりあるいは配合を多くしていたり、一方では血をめぐらす生薬を追加していたり、微妙に生薬や配合をその人の状態に合わせて変えておられました。
処方名は同じでも、組成や配合が変化するのは、緻密な弁証論治の結果であり、鍼灸的でもあるなと思いました。
鍼灸においても、弁証結果は同じであっても、鍼をするツボはその人の状態に合わせて変わっていきます。
今回、ある程度基礎知識がありしっかり理解できた部分と基礎知識が足りずに理解が及ばなかった部分があり、理解できて面白いという思いとしっかり理解が出来ずに悔しいという思いがありました。
改めて、しっかりと理解し面白いと思うには、きちんと基礎が入っている必要があるということが分かりました。
基礎知識を深め、それをしっかり応用して考えられるように頑張っていこうと思います。
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こんばんは!樫部です。
いきなりですが、みなさんは写真のような雫型のガラス製品をご存知でしょうか?

こちらのガラス製品は、「ストームグラス」というもので、雫型のものは特にテンポドロップと呼ばれています。
なかなか出会うことが少ない、ストームグラスですが、
19世紀のヨーロッパで、航海士によって天候を予測する道具として使われていたそうです。
ガラスの中に液体が封入されており、大気の変化に合わせて結晶を結び、その状態を見て天候を予測します。
結晶を作り出すこちらの液体は、樟脳(しょうのう:檜のエキス)・硝酸カリウム・塩化アンモニウムをエタノールに溶かしたものだそうです。
現在はかなり正確な天気の予報をテレビやインターネットで知ることができるため、
ストームグラスは天気予測器というよりも不思議なインテリア雑貨として人気が出ているそうです。
インテリアブランドが、インテリアに取り入れやすいようにストームグラスのガラス容器を雫型にし、それがテンポドロップと呼ばれるようになったそうです。
ストームグラスでみられる現象は、大気の温度や湿度、気圧などの変化が、液体の溶解度や結晶の形状に影響を与えて起きているものではないかと考えられていますが、
誕生してから約200年経つ今でも、はっきりとした原因は解明されていないそうです…
では、どのような天候のときに、どのような変化を見せてくれるのか…
少しご紹介させていただきたいと思います。(写真:ONLINE SHOP grapeより)
●晴れる前

固形物は底へ沈み、液体は透明になります。
●雨が降る前

沈殿物の量が徐々に増え、星のような形の結晶が透明な溶液中を浮遊します。
●台風や嵐の前

台風や嵐が近づくと、固形物の一部が溶液表面に達し、シダの葉っぱのような形の結晶ができます。
溶液も濁り、発酵しているように見え、これらの現象は、天気の変わる24時間前に見られるといわれています。
●冬の寒い日・雪の日

高い位置まで沈殿物が積もり、白くなった液体の中に小さな点状の浮遊物がみられます。
いかがでしたでしょうか?
実は私の自宅の玄関にも置いてありまして、毎日、目を楽しませてくれています。
今まで、雨が降りそうにないのに、朝見るともこもこ結晶が出来ていて、その日の夕方に雨が振りだしたり、
どんより雨が降りそうだったのに、朝はガラスの中がすっきり澄んでいて、昼から晴れてきたりということがありました…
思った以上に正確に、しかも前もって天候が分かる気がします…
日々の変化を楽しみつつ、往診時の服装、準備の参考にしていきたいと思います。
みなさんも、お部屋にお一ついかがでしょうか?
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