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こんばんは。齋藤です。
なかなかすっきりしない天気が続き、気分も落ち込み気味ですが、梅雨明けもう少しだと思いますので、頑張っていきましょう。
先日、京都に住んでいる友人より、家庭菜園で取れた夏野菜が届きました。
トマトや玉葱など色々な野菜が入っていたのですが、その中に白色をした茄子が入っていました。
友人にお礼を兼ねて連絡し聞いてみると、白茄子とのことでした。
私は初めて見たものだったので、色々と調べてみました。
今回は白茄子について書いていこうと思います。
茄子の原産はインドで、中国では鑑賞用の植物として栽培されその後食用にされてきました。
日本には8世紀頃、中国から渡来してきました。
茄子の栽培は、江戸時代にはすでに静岡県で行われ、大名が正月に初物を食べるのが儀式になっていました。
一富士、二鷹、三茄子は、こういう事だったんですね。
品種は、世界で1000種を超えると言われており、日本産だけでも約180種あるそうです。
白茄子の品種としては、「越後白ナス」「味しらかわ」「ホワイトベル」「玉子なす」などが有名とのことです。
どれも初耳でしたが、白茄子だけではなく、青茄子という品種もあるようです。
普通の紫色の茄子には、「ナスニン」というポリフェノールの一種である、アントシアニン色素が含まれています。
アントシアニン色素が含まれている食材は、ブルーベリーやブドウですが、白茄子にはその「ナスニン」が含まれていない為、白色になっており、完熟しても白色のままという事です。
栄養価的に普通茄子には、抗酸化作用、発がん予防、高血圧や動脈硬化を抑える効果のある「ナスニン」や、発がん予防、糖尿病の予防、脂肪の吸収抑制の効果のある「クロロゲン酸」が含まれておりますが、白茄子には「ナスニン」が含まれておりません。
また、白茄子には「カリウム」が豊富に含まれており、このカリウムの利尿作用により尿と一緒に体から熱を排出し、体を冷やしてくれます。
続く
引用サイト
旬の食材百科 https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/nasu_toro.htm
参考文献
「東方栄養新書」 著:粱 晨千鶴 メディカルユーコン
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こんばんは!樫部です。
本日は湿度はありましたが、気温が下がり、比較的過ごしやすい日でしたね。
明日はさらに気温が下がる予報が出ていますので、お体を冷やさないようにして、ご自愛ください。
梅雨入りして蒸し暑くなる今頃の時期ですが、
スーパーマーケットに行くと、赤紫蘇や青梅を見かけるようになります。
梅酒や梅干し等、いろいろ漬け込んだりジュースを作ったりして、手仕事が楽しくなる季節になりましたね♪
先日は、赤紫蘇で紫蘇ジュースを作ってみました。
関連ブログはこちら!
赤紫蘇を見かけると、この時期に祖母の家に行くと出てくる、良く冷えた紫蘇ジュースを思い出して作りたくなります。
材料は、赤紫蘇、さとうきび糖、穀物酢、水を使います。
今回は、赤紫蘇200gに対して水1.5l、さとうきび糖270g、穀物酢300mlという配分で作りました。(※赤紫蘇は茎を取って、葉のみを使います。)
興味のある方は、ご参考ください(*´-`*)
作り方も非常に簡単で、
1.鍋に赤紫蘇と水を入れ、沸騰したら中火にして10分程度煮出す。
2.火を止めて、ザルなどで濾して葉を取り除く。
3.2を鍋に戻し、さとうきび糖を入れて煮溶かす。
4.火を止めて、穀物酢を入れる。
5.粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、完成!
完成品は原液ですので、氷の入った器に注ぎ、よく冷えた水や炭酸水で好みの濃さに調節していただきます。
蒸し暑い季節に、よーく冷えた紫蘇ジュースの酸味と香りは爽やかな気分にさせてくれます。
赤紫蘇の赤い色素は、煮出し終わる頃には全て溶け出してきますので、
赤紫蘇が緑色のただの紫蘇になってしまう現象は非常に面白いです。
そして、穀物酢を入れた直後、暗紫色だった紫蘇ジュースが、鮮やかな赤紫色に変化する不思議な様子を眺めるのも楽しいものです。
赤紫蘇は、アントシアニン系のシソニンという色素が含まれている為、赤色に見えますが、
このシソニンが、酸と反応することで鮮やかな赤紫色になる特徴があります。
梅と一緒に漬け込むと、梅のクエン酸と反応して赤く色付く為、梅干しの色付けに利用されています。
シソニンの効能は、体内で作られた活性酸素を除去する強い抗酸化作用がある為、動脈硬化の予防やアンチエイジングが期待できるそうです。
つづく
【参考文献】
「日本の薬草」 貝津好孝著 小学館
「体に効く野菜」 小池すみこ著 法研
「薬草500種-栽培から効用まで」 馬場篤著、大貫茂(写真)、誠文堂新光社
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