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花粉症

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こんばんは 浅田です

 

 

 

啓蟄になって、益々春の匂いがしてきました。

 

 

 

敏感な人は既に花粉症の症状が出てきていると思います。

 

 

 

木気が高ぶる春の季節は、肝気が高ぶり、気逆を起こし、上焦に気血津液が上昇するために、肺気不宣によってくしゃみや鼻水、目の痒みなどの花粉症の症状が起こります。

 

 

 

その背景には、肝木が腎水を吸い上げ、また、腎水が不足し、腎の固摂が低下するために、余計に肝木が高ぶりやすくなるという病理があります。

 

 

 

ここでの腎の固摂は、肝木が高ぶらないように、引きつけて固めておく力です。

 

 

 

簡単に言うと、花粉症は、鼻や目、上半身だけの問題だけでなく、下半身の問題も大いに関与しているということです。

 

 

 

春になったから肝気をどうこうして花粉症対策をするのではなく、本当は冬の季節から腎を養っておくことも重要なのです。

 

 

 

耳鼻咽喉の局所の状態だけでなく、全身の上下の問題を考え、春の季節の養生だけでなく、冬の季節から予防し始めることがポイントです。

 

 

 

花粉症について何度か記事を書いていますが、補足でした。

 

 

 

 

「花粉症」を含む記事 参照

 

 

 

 

参考文献

『上下左右前後の法則』

 

 

 

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

あっという間に2月になりましたね。

 

 

本日は節分で、明日から二十四節気でいう立春です。

 

 

まだまだ気温が春には遠い気もしますが、暦の上では明日より春ということになります。

 

 

立春の前後より、気温の上昇と共に、東風が吹き始めると肝気が生じ始め、肝の木気が盛んになり始めます。

 

 

東洋医学的に、肝は自律神経や感情面のコントロール、筋肉や目の働きを主っているので、肝気が盛んになると精神疾患や不眠、寝違いなどを起こしやすい、または、悪化しやすいと考えられています。(そのほかにもたくさんありますが)

 

 

その為、素問の四気調神大論篇には、「春三月、此謂発陳。天地俱生、万物以栄。夜臥早起、広歩於庭、被髪緩形、以使志生。生而勿殺、子而勿奪、賞而勿罰。此春気之応、養生之道也。逆之則傷肝、夏為寒変、奉長者少。」と記載されています。

 

 

春は肝気が盛んになりやすい時期なので、イライラしないで、気持ちをゆったりと持ちなさい。

 

 

 

春になって活動しないと、陽気が沈んだままだから、夏になって冷え症になってしまうから、適度に運動しましょう。

 

 

 

という事が書かれています。(ものすごく簡単に訳してしまっておりますm(_ _)m)

 

 

 

カフェイン類の過剰摂取は、肝気を助長させてしまうと考えられている為、摂取量には十分気を付けましょう。

 

 

 

また、肝気が盛んになることにより、胃腸の働きが弱ってしまう傾向にあるので、脂っこいものや、甘い物など胃腸に負担のかかるものを過食したりすると胃腸に悪影響を与える為、注意が必要です。

 

 

 

要は適度に運動し、ストレスをうまく発散して、食事はバランス良く腹八分目で!という所でしょうか。

 

 

 

当たり前の事なのですが、年齢を重ねるにつれ、体を動かすのが億劫になり、この飽食の時代、腹八分目というのがなかなか難しく思う今日この頃です。笑

 

 

 

参考文献

『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 東洋学術出版

 

『内経気象学入門』 緑書房

 

 

『初めて読む人のための素問ハンドブック』 医道の日本社

 

 

 

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