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こんばんは!樫部です。
本日は、続きのお話として、肩こりの弁証分類についてお話ししていきたいと思います。
前回のお話はこちら!
まずは、病因が外感の場合です。
主に風寒により、肩こりが引き起こされることがありますが、
太陽病の特徴である、頭項強痛と悪寒といった症状を随伴していないかの確認と、発症した際の環境や状況の確認が重要となります。
そして、病因が内傷の場合、分類としては9つあります。
患部の冷え、重い感じ、雨で寒いと悪化しやすい肩こりといいますと、
1.寒湿です。
ひどいと疼痛も伴うこともあります。
そして、患部が脹る感覚があり、患部表面には他覚的な冷えがみられることがあるものは、
2.気滞による肩こりです。
軽度であれば、マッサージやシャワー刺激で寛解する為、これらの情報を確認することで、気滞のレベルを確認することができます。
また、比較的新しい気滞であれば、督脈上に圧痛が多く出ます。
この気滞が長期化して起こるのが、
3.肝鬱気滞による肩こりです。
イライラや焦ることで増悪しますが、緊張している間は自覚しづらく、緊張から解放されると自覚しやすい傾向にあります。
上に突き上げるような症状が随伴していると、
4.肝気逆、肝火上炎による肩こりが疑われます。
のぼせやすくなったり、のぼせると肩こりが悪化します。
さらに、目の充血、頭痛、眩暈を伴うことがあります。
また、胃気の上逆も起こっていると、吐き気も伴うことがあります。
そして、肩上部のこりが筋ばり、肌肉にしなやかさがない肩こりは、
5.肝血虚による可能性があります。
そして、同じ時期から、他の部位の転筋が起こりやすくなっていたり、目がかすんだり、乾燥したりといった症状が出てきている可能性がある為、確認が必要となります。
患部の冷えと鈍重感、痺れる感覚、頭重や全身の重だるさを伴う肩こりといえば、
6.湿痰阻絡の可能性が高くなります。
湿度の高い天候や季節、飲食、飲酒の影響を受ける為、増悪因子として確認が必要となります。
また、痰が絡んだり、出ることもあり、患部はもっちりとして弾力のある場合が多いという特徴を持っています。
患部の固定性の刺痛、夜間に悪化、発症起点として打撲、捻挫といった外傷がある。
これらが揃うとやはり、
7.気滞血瘀が疑われます。
患部に紫暗色の細絡がみられることもあり、拒按で、硬結がきついことが特徴です。
肉体疲労によって悪化したり、常にこりがあって、少しの安静では回復しない。
虚の側面がみられると、
8.腎虚による肩こりが疑われます。
腎陽虚か腎陰虚なのか、あるいはどちらも含むものなのか、追加問診をして確認していくことが必要となります。
そして、湿熱や化火による内熱があると、津液が暗耗し、陰血の濡養不足が起きますが、
その場合の肩こりは、
9.邪熱傷津に分類されます。
初期は邪熱が傷津よりも勝っているので、熱実証の所見が目立ちます。
しかし、症状が長期化すると傷津が激しくなり、津液の虚損が勝ってきて、陰虚や血虚など虚証の所見が目立つようになってきます。
以上が、肩こりの弁証分類となります。
患部の感触、痛み方、随伴症状、増悪寛解因子から、証をある程度絞っていくことが出来ることがわかりますね。
前回もお話しましたが、「こり」は、その人が生きてきた過去の累積であるため、
上記の内容に加えて、七情、生活環境、社会環境などに伴う情緒変動の問題も忘れずに問診していくことが重要となります。
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【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
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こんばんは。松田です☆″
今週は、結構暖かい日も多く、過ごしやすい方でしたね。
ただ、朝は冷えるので、しっかり風邪を引かないように注意しておきましょう。
学校の授業も週に2~3日はオンライン授業となっており、だいぶ慣れてきた感じはあります。
ただ、オンライン授業の設定の問題、パソコンの接続等の問題、各先生方の資料の問題など細かいこともありますが、何かしら毎日のようにトラブルが発生しており、随時解決していくという感じです。
色々と変化したことに対して慣れてきたら、今度は元の状態と比較しながら、元の良かった状態に近づけようとあるいは改善しようとします。
私が担当している科目の授業に対して、学生さんからの要望がありました。
極力対面で行っているような形で授業を受けたいので、黒板で板書しながら授業をしてほしいということでした。
オンライン授業の場合、必要な情報は予め配布した資料に記載しておき、共有の画面を互いに見ながら教員が説明を行っていくという形になります。
当然、普段の対面時の授業よりも、板書をしない分必要最低限の内容となり、情報量が自然と減ってしまいます。(もちろん、その授業で伝えるべき項目はオンライン授業でも実施していますが)
そのため、対面時よりも授業が物足りないという事で、要望によりオンラインですがほぼ通常と同じ形で授業を行うこととなりました。
変化になれたようで、やっぱりいつも通りが良いということですね。
対面授業とオンライン授業では勝手が違うので、いつも通りの形式で行おうとしても黒板がある程度しっかり見える位置にパソコンをセッティングしたり、いつもより板書の字を大きめに書いたり、パソコンとの距離があるため少し普段よりも声を大きめにしたりと色々と工夫が必要になります。
ただ、実際にやってみると、気を遣う部分はありますが普段と同じ形で出来るのはとてもやりやすかったですね。
色々とやってみないと分からないこともあり、建設的な学生の要望は取り入れながら、双方がよりよい形で実施できるように工夫していきたいと思いました。
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