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こんばんは、森岡です(^_^)
前回までのお話し・・・
マイコプラズマ肺炎急増(その1)
マイコプラズマ肺炎急増(その2)
マイコプラズマ肺炎急増(その3)
マイコプラズマ肺炎急増(その4)
マイコプラズマ肺炎急増(その5)
間が空きましたが、続き行きます!!
まずは「燥邪」から。
「燥邪」とはその名の通り、「乾燥の邪」です。
今年は秋に入り、非常に乾燥が強くなりましたよね。
この「燥邪」は、陰陽で分けると陽の範疇に入ってきます。
ですから、熱の性質を帯びているのです。
「燥邪」が横行すると、引き起こされる主な症状として「乾燥」が挙げられます。
体の正常なお水を、「燥邪」の熱の性質により乾かしてしまうことで、乾燥症状が現れる訳です。
秋になって、急に肌がかさついたり、唇がひび割れたりするのは、この「燥邪」登場の合図です。
そして、この「燥邪」は肺臓に最もダメージを与えます。
肺については院長ブログ 「肺」って何ですか?(その1~12) 参照
中医学では、同じ性質を持っている者同士、その気は呼応(共鳴)するとされています。
以前の記事で、秋は収斂という作用を持っている、というお話をしたと思います。
マイコプラズマ肺炎急増(その4)
また、実が熟れたら下に落ちますよね。
これより秋は「沈下」とか「降下」という作用も持っております。
こういった秋の、収斂・沈下・降下という作用を、人体においては肺臓というものがつかさどっています。
ですから、秋に旺盛となる燥邪と肺臓は、互いに共鳴し求め合う結果、肺臓に直接的・選択的にダメージを与えます。
面白い考え方ですよね~。
この肺臓は、水分を溜めておいたり、それを全身に散布したりと、
水分代謝に大きく関係しています。
更に、以前ちらっとお話した「易」においては肺臓は、
「兌(だ)」にあたり、「兌」は自然界においての「沢」のことであります。
つまり、
肺臓は、臓自体が少しく潤っている状態が正常なのです。
更に、更に肺臓は皮膚(皮毛)と関係深いともされています。
ですから、「燥邪」によって皮膚が乾燥されることで、それが影響し、肺臓の潤いを奪います。
そうなると水が無くなるので、熱が生まれますよね。
もちろん、肺臓は呼吸関係もつかさどっています。
肺臓に異常が起これば、かなりのケースで「咳」が出てきます。
特に、その異常を引き起こしているのが熱邪であれば、熱は上に昇る性質がありますから、上に突き上げるような症状となる訳です。
また、肺臓が正常に働けないと沈下・降下作用も発揮されなくなります。
そうすると、咳はより現れやすい症状となります。
つまり、4つ目に、
秋となり、「燥邪」が旺盛になったことで、肺臓の潤いが奪われた。
そして、肺臓に熱がこもることで、「咳」という症状を引き起こしやすい状況が生まれた。
ということが、挙げられます。
次回に続く。
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前回までのお話し・・・
マイコプラズマ肺炎急増(その1)
マイコプラズマ肺炎急増(その2)
マイコプラズマ肺炎急増(その3)
マイコプラズマ肺炎急増(その4)
続き行きます!!
前回は、秋の収斂作用が内熱を漏れにくくさせた、という話でした。
今回は、秋における気候という視点から、考えてみたいと思います。
東洋医学では、自然界の気候変化を大きく6つに分けました。
これを、
「六気(ろっき)」
と呼びます。
その6つとは、
「風・暑・火・湿・燥・寒」
です。
それぞれ、
「ふう・しょ・か・しつ・そう・かん」
と読みます。
古代中国民族は農耕民族でしたから、自分たちの生命線である農作物に多大な影響を及ぼす気候については、本当によく研究していたようです。
この「六気」は、旺盛になる季節が決まっています。
風は春に、暑・火は夏に、湿は長夏(夏と秋の間)に燥は秋に、寒は冬に盛んとなります。
この辺は何となくわかりますよね。
春は風がよく吹くし、夏は暑いし・・・云々
この「六気」の変化が過度になりすぎたり、逆に不足したりすると、体に異常を引き起こす因子となると考えられています。
(この辺の話は『素問』運気七篇あたりに詳しく書いてありますよね。)
異常を引き起こす因子のことを「邪(じゃ)」と呼びます。
それが6つあるので、
「六邪(りくじゃ)」または「六淫(りくいん)」
なんて呼ばれます。
つまり、「風邪・暑邪・火邪・湿邪・燥邪・寒邪」というようになります。
そして、マイコプラズマ肺炎が流行する秋冬にかけては、
「燥邪」と「寒邪」が活躍します。
活躍なんていうと何かプラスイメージになっちゃいますが・・・。
次回に続く。
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