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こんばんは。齋藤です。
「気化作用」とは「気の力によって、物質が別の物質やエネルギーに変化・転化すること」を指します。
血の生成過程における気化作用は、以下のように理解できます。
まず、飲食物(水穀の精微)から気への変化させます。
脾胃(胃腸)が飲食物を消化吸収し、そこから栄養物質である「水穀の精微」を取り出しますが、これも気化作用の一部です。
その水穀の精微から血への変化させるのですが、その水穀の精微や、そこから生成された「営気」などが、さらに気の力によって質的に変化し、赤い液体である「血」へと転化します。
この「変化させる力」「転化させる働き」こそが、気化作用の核心です。
「気の力で血に変わる」と説明した部分は、まさにこの「気化作用」が働いている場面を指しています。
気がなければ、飲食物から取り出した栄養が、生命活動を支える「血」という具体的な物質に変わることはできない、と東洋医学では考えます。
気化作用は血の生成だけでなく、汗や尿の生成、津液の代謝など、体内の様々な物質代謝やエネルギー転換に関わる基本的な生理作用とされています
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)
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こんばんは☆
吉澤です!
先週に引き続き、弁証問診の一つ、『口渇』の続きを書いていきます。
4. 口渇
D. 口腔の味覚(口味taste in the mouth)
1) 口苦bitter taste in the mouth(胆の病)
→口の中が苦い味がする。
熱証(とりわけ肝胆に熱がある場合に現れやすい:肝胆実熱)、胃熱亢盛、
2)口酸 sour taste in the mouth(肝の病)
→口の中で酸腐臭がある。肝熱、肝脾不和(肝鬱が脾に乗じる、つまり木乗土)、食滞(食積内停に多い)
3)口甘・口甜 sweet taste in the mouth(脾の病)
→口が甘く、粘る。穀物が発酵すると甘くなることに由来。脾胃湿熱に多い、湿邪、脾胃気陰両虚
4) 口鹹 salty taste in the mouth(腎の病)
→口の中がしょっぱい。腎陰虚・腎陽
5)口辛(肺の病)
→口が辛い、肺熱が上蒸するため、よく生臭い臭気を伴う。
6)口淡 bland taste in the mouth
→味を薄く感じたり、味を感じない。脾胃気虚、 湿困脾土。
7)口溢 astringent taste in the mouth
→口の中が収斂(ひきしまっている)しているような感覚。
8)口麻 numbness in the mouth
→舌の麻痺により味覚感度が減少すること。
9)口粘賦 sticky slimy sensation in the mouth
→口の中が粘着性を帯び、不快な感じのこと。湿。
次回へ続きます。お楽しみに!
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
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