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こんばんは 謝敷です
今週は、公衆衛生学会で北海道に行って参りました。
木々の紅葉やナナカマドの実が赤く、とてもきれいな季節で、秋を一足早く体感してきました。
さて、今回は次回に続いて、こちらの論文を見ていきます。
「Neural Responses of Acupuncture for Treating Functional Dyspepsia: An fMRI Study」
機能性ディスペプシア(FD)の治療には、
「足三里」や「中脘」というツボが良く用いられていたこと、
鍼治療を行うと脳の活動に反応が見られることから、
この研究では、以下の2点を目的として行われました。
まず今日は、PICOの「P」Patients=この研究で鍼治療を行う対象となった人について見てみます。
論文では、2年4か月間、中国の大学病院や附属病院の消化器科に来院している患者さんから
以下の条件を満たした者を対象としています。
・年齢が18~45歳
・右利き
・FDの診断基準を満たす
・研究に参加する前(少なくとも15日間)胃腸薬の服用や鍼治療を受けていない
・この研究についてインフォームドコンセントを受けた者
そして、以下に該当する者は対象から外しています。
・妊娠中または授乳中
・意識喪失や胃腸手術を伴う頭部外傷の既往がある
・現在、胃腸の運動を促進する薬を服薬している
・鍼治療の禁忌がある
・MRIの禁忌対象となっている
結果、38人の患者さんがこの研究に参加しました。
研究ではこの38名を2つのグループに分けて検討を行っています。
次回は、どのような鍼治療を行い、何と比較したのか、
Intervention(I)とComparison(C)を見ていきます。
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こんばんは 謝敷です
前回は、介入研究の論文を読むポイントとして、機能性ディスペプシア(FD)を例にご紹介し、
まずは、研究の前提となる「仮説(その研究の目的や背景)」を掴むことをお伝えしました。
今回は残り4つをご紹介します。
②対象(Population/ Patient):どんな人達を対象に研究を行ったのか
ある高校の学生さん、ある会社の社員等を対象とするのと、
消化器内科を受診した外来患者さん、
他の疾患でFD症状を呈している入院患者さんを対象とするのでは、
治療の効果の出方や、仮説の意義が変わってきます。
③介入(Interbention):どんな治療を行ったのか
鍼治療」と一言で言っても、北辰会方式の鍼や、
電気鍼では、かなり刺激の種類も強さも異なります。
また鍼治療の頻度によっても効果の出方は異なります。
治療方法を統一するからこそ、「その治療の効果」について検討することが可能となります。
④比較対照(Comparison):何と比較したのか
治療効果の有無を検討する場合、何かと比較する必要がありますね。
それは、同一患者さんの、治療前と治療後の症状の度合いの違いであったり、
似たような2つのグループを作って、1つのグループには鍼治療をして、
もう1つのグループには、何も治療をしない、偽鍼をする、西洋医学のお薬のみを服薬させる
といった2群での症状の度合いを比較するといった比較方法もあります。
⑤結果(Outcome):介入の結果どうなったか
①の目的と一致しますが、「仮説の結果」を指します。
仮説の際に、「鍼治療はFDの症状に効果がある」と設定した場合、
症状を数値化できる方法で測定し、
③の治療した人達と、④の比較対象とで比べ、そこに差があるのか、
その差はどのような差でどの程度なのかを検討することで、仮説の答えが出てきます。
①~⑤はPICOとも呼ばれていて、介入研究でフレームワークとしている概念です。
次回からは、早速、FDに関する介入研究の①~⑤を整理して読んでいきます。
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2013.09.12
2013.11.14
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2016.06.08
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